おたぐりさん、拙稿をお読みいただきありがとうございます。
そしてじつに的確に、当方のお伝えしたきキモの部分、といいますかサワリのところをお汲み取りいただいたようで感謝に堪えません。
いやいや、そんなたいそうなことではないのですが、こちらの力不足でいろいろ苦闘した痕跡です。
いやいやと言えば、今度はほんとうの嫌いやなことです。
ユニークな経済評論で人気のあった森永卓郎さんが亡くなりました。
じつは今、かねてからのご縁の筋で氏の新著のお手伝いを始めたばかりでした。
すい臓がんから原発不明がんに診断が変わり、最初は余命数か月と言われながら1年半以上、執筆や談話で活動し続け、我慢しない自由な生き方でまだまだ数年は生きるつもりでおられたようです。
しばらく前に、雑誌「プレジデント」の取材でお目にかかり、お話を記事にまとめたのを思い出します。終始にこやかに、趣味のミニカーやおもちゃの話もしてくれました。
このところ著者の逝去に出会うケースが増え、遺伝子・生命科学者・村上和雄先生などは、ご著書『コロナの暗号』の校正が進み、お電話でタイトルの了承など元気そうなお声を聴いた直後の訃報でした。
いやいやと首を振るしかなく、机の上でサーキュレータに合わせて首を振る「いやいやドラゴン」にしばらく見入りました。
https://youtu.be/TdljT...