No.2434 たまご 投稿者:柏雀 投稿日:2025年01月14日 (火) 11時50分 [ 返信] |
「たまご」の話でにぎわっているので、、、、
家内の実家は新潟で今も種鶏場と養鶏場をやっている。
明治30年代後半に生まれた義父は、昔の中学を出たあと結核でだいぶ寝込んでいたらしい。 寝ながら考えたのは、栄養を取るには鶏卵がよかろうということ。 一念発起して鶏を飼うことにし、いろいろ苦労があったようだが事業をなんとか軌道に乗せ、後に黄綬褒章ももらった。
その家内の実家から、未だに二カ月に一回ぐらい段ボールで大量の鶏卵が送られてくる。
この卵は、ヒヨコが成長して最初に生んだ規格外の小さなものだが、近くに住む息子一家に渡したり近所に配ったりしている。
しかし、家内もさすがに思うところがあってか、ある時、実家の甥に「私も実家を出てから六十余年もたつので、もうそろそろ・・・」と言ったらしいが、甥は「婆さん(家内の実姉)が送りたがっているのだから、受け取ってやって下さい」と。結局、そのままになっている。
卵のほかに、秋には新米を30キロも送ってくるが、30キロを担ぐのはさすがにきつくなったので、小分けにして精米して食べている。
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