No.2429 たまご(その3) 投稿者:コーメイ 投稿日:2025年01月11日 (土) 16時06分 [ 返信] |
小学生の頃、小さな庭を金網で覆い、鶏を10羽ほど飼っていた。朝食に生みたての卵が添えられた。 この鶏の内の三羽は、弟のもの、妹のもの、それと自分のものと決まっていた。何故か、自分の鶏は、我が誕生日に黄味が2つ入った卵を産んだ。それも、2年連続だった。
卵ご飯は、かつお節をたっぷり添えて、醤油をかけて食べた。とろろ汁、納豆など、生卵を割って擦りこんだ。凍み豆腐の煮付、そういえば、高校時代、母は、弁当によく卵焼きを入れてくれた。
卵は、色々な料理が工夫され、まず、嫌いだ!という人に会った記憶がない。価格もさることながら、食卓でも、万能選手だ。
「鶏インフレ」で、殺傷処分何万羽、というようなニュースに暗い気持になった時期もあったが、価格への影響は、想定を超えるまでにはならなかった。 「巨人、大鵬、卵焼き」という時代もあったが、卵焼きの息の長さは、永遠かな。 抵抗を示していた外国人でも、生卵を食する人が増えているようだが、「生」はやはりいいもんだ!
つまらない話はこれくらいにしましょう。今夜は、牛丼だとか。生卵の出番もある。 (おわり)
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