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今日の誕生花――12月21日 ハッカ


今日の誕生花――12月22日 ヒャクニチソウ



写真:「帚木とすばる」(平岩祥平)

この12月7日、NHK長野「撮るしんSP2024――古木と星々写真の共演・
千年の時をこえた挑戦」という、興味深い番組が放映されました。

「もっと信州を知ろう。写真を撮ろう」という意味を込めて「知るしん」「撮るしん」
を展開し、選ばれた写真で来年のカレンダーを作ります。

その一環として今回の放映では、大河ドラマの源氏物語ゆかりの「帚木」と、
枕草子に出てくる「星はすばる」のすばるを共演させた写真への挑戦です。

阿智村園原にある帚木(ははきぎ)は、平安時代からの言い伝えで、
長い年月、箒(ほうき)のような樹形が見られたヒノキの木ですが、
昭和33年の台風で主要な樹形を失い、今は7メートルほどの古木の横に、
数メートルの若木が育っています。
(ほうきぎ=箒木はアカザ科のホウキグサ・コキアのこと)

この、かつての源氏物語・帚木を偲ばせる樹木の間から、
枕草子で称えられたすばるを撮った見事な写真(一番上)があります。
これを撮った写真家は、「紫式部と清少納言という組み合わせを考えたい」と、
「千年の時をこえた挑戦」を試みたわけです。

帚木の上空に輝くスバル・・・以前、写真家が撮影したもの。
*現在は、付近の木が大きくなり写真には写らないようです。


帚木


帚木・NO2




帚木の根本




星はスバル




帚木の近くにある神坂峠(東山道)あたりから見たすばる。


ちなみに枕草子のその部分の原文は次のようになっています。
「星は、すばる。彦星。夕づつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて」
(星といえば、すばる。彦星。宵の明星。流れ星は、すこし趣がある。尻尾がなければなおいいのに)

すばるとは、おうし座のプレアデス星団のこと。オリオン座の左肩ペテルギウスから
おうし座のアルデバランという、いずれも赤っぽく目立つ2つの明るい星を結んだ、
その長さの半分ほど先に、キラキラと集まった6つほどの星が見えます。

彦星はわし座のアルタイル、宵の明星は金星です。
(彦星と天の川をはさむ織姫は、彦星から見てちょうど金星の反対側の位置)


ちょうど今の時期、12月中はこの金星、彦星、すばるが見えやすい時期だそうです。
とくに中旬には、それらをいっぺんに見ることができそうだといいます。

暗くなってすぐの18時ごろには南西の空に金星、西の空には彦星(アルタイル)
を見ることができ、振り返った東の空には、すでにプレアデス星団(すばる)が昇っています。

しかも、13~15日は「ふたご座流星群」の見ごろでもあるので、
3つに加えて流れ星(よばひ星)を見るチャンスもあるというわけです。
ただしこのころは月が満月に近くなり、しかも月の通り道がこのあたりなので、
かなり見えにくい恐れはあるということです。

しかし願ってもない源氏物語と枕草子の世界をつなぐ空の劇場を、
寒さをこらえて楽しむのもいいのではないでしょうか。



◆12月の壁紙カレンダー◆
 『美瑛町(旧)マイルドセブンの丘』
撮影は北海道の写真家 大柳雅資さん、提供は通販サイト「北国からの贈り物」です。
とある時期にだけ見られる光景。太陽の位置と白銀の雪原によって影が描き出されます。
※ここは私有地で地主の方の好意により見ることができます。
時折、私有地であることを理解の上、皆さんで楽しませて頂きましょう。

(PCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んで任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

飯田高校同窓会ホームページ
還暦記念下部温泉狂宴アルバム(一人一人の41年前タイムスリップ写真付き)
◆金森山便りのブログ(terra)


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No.2335 温暖化でなごり雪は? 投稿者:木器   投稿日:2024年12月19日 (木) 13時52分 [返信]

 昨日の投稿で、「なごり雪」という歌を取り入れた短歌が、俵万智さんに評価されていることを書きました。
 ちょっと再現すると、こういうことです。

*「東京で見る雪はこれが最後ね」といつかつぶやく温暖化にて (東京都 武藤義哉。俵万智選)
【評】ヒット曲「なごり雪」の一節を引きながら、思いがけない展開だ。本歌取りの変種のような技巧で、ドキッとさせられる。

 あとで「はて?」と考え直しました。温暖化ではたして雪は減るのだろうか。温暖化のせいで、東京で見る雪はこれで最後になることはあるのか、ということです。
 地球の温暖化が言われて久しいですが、その間に「記録的豪雪、観測史上初めての降雪」といった気象現象がしばしば襲っていることを思い出します。

 かつての はりまの shioz さんなら、そのダブル・ボックス・コーナー・ピッキングで同じ疑問を呈したのでは?と懐かしく思い出しました。

 そこでまた、最近お世話になりっぱなしの生成AIさんに聞いてみました。このところ Google Gemini さんのほうが丁寧なような気がするので、今日もそちらにお聞きしてみた結果です。
 宮崎の台風13号さん、専門家のお立場からいかがでしょう。このAIさんの答えは……。

 ◆質問:地球温暖化の影響で、雪は増えるのでしょうか減るのでしょうか。単純に温暖化と考えると地球の温度が上がり雪や氷は減るように思えるのですが、逆に最近の気象を見ているとだんだん雪がひどくなっているような気もします。
 
 ◆Gemini:
 地球温暖化と雪の関係は複雑で、単純に「温暖化だから雪が減る」とは言い切れません。ご指摘の通り、最近の気象で雪がひどくなっていると感じるのも、温暖化が影響している可能性があります。

 結論から言うと、地球温暖化が進むと、全体的な降雪量は減少する傾向にありますが、短時間に集中的に降る大雪(ドカ雪)は増加すると予測されています。

 以下、詳しく説明します。

1. 全体的な降雪量の減少

 温暖化により気温が上昇すると、雪が降る時期が遅くなったり、早く終わったりするため、雪が降る期間が短くなります。
 また、気温が高いと雨になる場合が増えるため、雪として降る量が減ります。
 これらの理由から、一冬に降る雪の総量は減少すると考えられています。

2. 大雪(ドカ雪)の増加

 温暖化により海水温が上昇すると、海から蒸発する水蒸気の量が増え、大気中の水蒸気量も増加します。
 気温が高いほど空気中に含むことができる水蒸気の量も増えるため、雪雲が発達しやすくなり、短時間に大量の雪が降ることがあります。
 特に、気温が氷点に近い状態(雨と雪の境目くらいの気温)で大雪になりやすいと言われています。
 つまり、温暖化が進むと、雪が降る頻度は減るものの、降る時にはドカッと大雪になるという傾向が強まる可能性があるのです。

 その他の要因

 地域によって降雪量の変化は異なり、北海道など一部地域では厳冬期の降雪量が増加すると予測されています。
 大気中の水蒸気量だけでなく、大気の流れや気圧配置など、様々な要因が降雪に影響を与えています。

 まとめ

 地球温暖化は、雪の降り方にも大きな影響を与えています。全体的な降雪量は減少傾向にあるものの、大雪のリスクは高まっており、注意が必要です。

 参考資料として、検索結果からいくつか有用な情報を以下にまとめます。

 温暖化で変わる「100年後の北陸の冬」: https://h-genkon.jp/hokugenkon-park/libra...
【後編】温暖化でドカ雪増加? 未来の雪の降り方とは: https://www.magazine.mlit.go.jp/interview/vol41...
 地球温暖化で変わる日本の雪: https://www.metsoc.jp/default/wp-co...
 これらの情報も参考に、地球温暖化と雪の関係について理解を深めていただければ幸いです。



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