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今日の誕生花――12月19日 スノーフレーク


今日の誕生花――12月18日 セージ



写真:「深まる冬景色・飯田」(平岩祥平・木器)

「丘の上の街風景」(12/17撮影)








風越山に雪(12/15朝)




中央アルプス、空木岳方面を望む。(豊丘村・高台で撮影)


恵那山の雪景色(12/06)


天竜川付近の夕暮れ(2025年晩夏)



◆12~1月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

熊伏山上空5000mから見た伊那谷のカシミール画像(柏雀)





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No.246 イマジネイジング 投稿者:木器   投稿日:2022年05月01日 (日) 04時37分 [返信]

 おたぐりさんが書かれた平櫛田中の100歳にして、乾燥に何年もかかる彫刻材料を備蓄する気迫。調べてみたら30年も乾かさないとだめらしいですね。いくら長寿でも130歳は無理でしょうから、そのあたりのことを田中はどう思っていたのでしょうね。

 思うに彼は、これが乾燥して彫刻刀を振るえるその場面を、年齢を超越してイメージしていたと思います。実際にはこの材木が使えるようになるころ、自分は生身の人間として生きていなくても、生きている今、イマジネーションによって30年後、つまり死後の彫刻ができるということでしょうか。

 イマジネーションによって死後の世界に生きる、このことは誰にもありうる年の取り方ではないかと思えます。以前、資生堂の社長だった福原義春さんが、折に触れ配っていた本で、『木を植えた人』(ジャン・ジオノ著、こぐま社)というのがありました。本の説明にこうあります。

 ――南仏プロヴァンスの荒れ地に、人知れず木を植えた男がいた。一日に100個のどんぐりを植え、無事に育つのがその10分の1ほど。時には苗が全滅することもある。絶望も、二度の大きな戦争も物ともせず、30年以上に渡る長き年月、ひたすら無私に、しかも何の見返りも求めず、荘厳ともいえるこの仕事を成しとげた老農夫、エルゼアール・ブフィエの高潔な魂。――

 何十年後、自分の植えた木が大きく育つのを見られないことはわかりつつ、「木を植える」ことを続けるのは、ある意味、むなしいことではないかと思えたのですが、やはりここでも植えた木が育ち人びとが喜ぶ姿へのイマジネーションがあったのだと思いました。

 自分が死んだ後のことなど、どうなろうと知ったこっちゃないと、私などは思ってしまいますが、でもこうしてイマジネーションによって死後のことを思うと、やはり今生きている自分と関係ないとは言えない、今生きている自分の生きがいと大いに関係がある、つまりイマジネーションによって死後の世界に生きられるのだ、と思いなおしました。

 これを「イマジネーション」による年の取り方「エイジング」を合わせて、「イマジネイジング」と呼んだらどうかと、昨日思いつきました。もう誰かが言っているかもしれませんが……。



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