No.2093 渡りてふてふ 投稿者:木器 投稿日:2024年09月26日 (木) 13時45分 [ 返信] |
平岩さんのトップ写真で紹介された蝶、「アサギマダラ」は、秋を連れてくる「渡り蝶」と言われているそうですね。 日本産のチョウの中では唯一、季節ごとに渡りをするチョウとして、直線距離で1,500kmも移動した記録があるそうです。
それで思い出すのは、あの「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」という詩人・安西冬衛の一行詩です。さっそく例によって生成AIに聞いてみたら、ビンゴ!でした。
Copilot によると……。
――安西冬衛の詩「春」に登場する「てふてふ」(蝶々)は、特定の種類を指しているわけではありません。この詩は、蝶が韃靼海峡(間宮海峡)を渡るというイメージを描いており、具体的な蝶の種類については言及されていません。 ただし、一般的に海を渡る蝶として知られているのは、アサギマダラ(Parantica sita)などの渡りを行う蝶です。アサギマダラは長距離を移動することで知られており、詩のイメージに近いかもしれません。――
何か不思議な雰囲気をたたえるこの詩を、時折思い出していましたが、てふてふの種類が当たらずとも遠からずでわかったのは一つの前進でした。
ただ 秋の七草の一つである「フジバカマ」の蜜を好むと言いますから、まさに「秋を連れてくる蝶」なんですが、そうなると安西冬衛のこの詩の題名「春」はどういうことになるのでしょう。
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