この柏雀さんの「アルプスの思い出」は、以前この掲示板にアップしてくださったそうですが、そういえばそうだったかもしれません。 でも初めて見るように新鮮で涼しくて、大変ありがたく拝見しました。
私も、ほんの観光コース程度のアルプス見物はしましたが、記憶にあるのは、この動画にも出てきたマッターホルンの朝焼け(モルゲン・ロート)、そして氷河の中の氷のトンネルが乾いていて、触っても普通の氷のように手が貼りつかなかったこと、ユングフラウヨッホだったかで日本にはがきを出そうとしたら、高山病で記憶がおかしくなり、住所を思い出せなかったこと、マッターホルンに近い小屋から撮影していたらカメラのキャップを雪の中に落としてしまい、やはり体と頭がおかしくて拾いに行けなかったので、今でもあのキャップはマッターホルンの雪の中にあるのかなー、森村誠一の「お母さん、あの落とした帽子どこへ行ったのでしょうね」ではありませんが……などなど、お粗末なものですが、それでも思い出したら多少は涼しくなりました。
それと平岩さんがトップにアップしてくれた写真の木曽駒。これは小生、わが人生で唯一、3000メートル級の登山経験をした記念すべき山です。 その意味で、これも見るだけで涼しくなります。よく「信州出身だったら、山もスキーもスケートも得意でしょう」ときかれますが、そんなとき「涼しい」顔で、「ま、山は3000メートル級もやっているけどね」と言えるので。
ただそのときは、この写真にもある山頂を極めただけで、もう十分すぎるほど十分だったので、引き返してから誘われた宝剣岳の岩山登りはパスしました。女房様はリーダーに厳重にロープ保護されてですが、ちゃんとチャレンジ成功して帰ってきたので、あとあとまでその差を言われます。
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