No.1924 塩イカより煮イカ 投稿者:木器 投稿日:2024年06月17日 (月) 08時43分 [ 返信] |
おたぐりさんの写真は興味ありますね。一度訪ねてみたいものですが、ここにあるように南信の名物というと、しばしば塩イカが出てきます。 以前、同窓会というか同郷会というかの集まりで、「塩イカを食べる会」なんていうのもありましたから、それほど同郷の皆さん、塩イカに思い出や思い入れがあるんでしょうね。
小生も、もちろん子どものころ塩イカはよく食べました。たいていはキュウリ揉みで、朝、目が覚めるとおふくろがトントントンとキュウリを刻む音が聞こえ、塩イカとあえたキュウリ揉みが食卓に出てきたものです。 塩イカを売り歩いていた業者もいて、家に来たその人がサービスのつもりでか、子どもたちに塩イカの一部を輪状に割いて、ほらとか言って差し出してくれたのを食べたら、「いしけない」と親に叱られた記憶があります。 「いしけない」なんて方言も、ほんとはあーるかぶりに思いだしました。「いやしい」とか「いじきたない」といった意味だったでしょう。
ただ小生、塩イカというのは珍しいことは珍しいのですが、あんまり好きではありません。というか、同じ南信でしか見られないイカでも、「煮イカ」のほうが好きなので、あまり塩イカを買ったことはありません。 イカを丸々茹でただけのものが「煮イカ」でしょうから、田舎のスーパーなどでは「煮イカ」のほかに「ボイルイカ」などといって売っています。 これをざっくり切って、おろしたショウガと醬油であえるだけの単純極まりない食べ物が、小生、田舎に行く楽しみの一つになっています。
けれど、多分、おたぐりさんご紹介のこの店にも、「塩イカ」はあっても「煮イカ」はないと思います。似た経験で、がっかりしたケースが多すぎるので、期待しないことにしています。
それよりこの店でうれしいのは、「塩イカ」の写真の右端に見える喜久水の「天龍」ですねー。 この濁り酒は、ほかのメーカー数多い中で、喜久水が一番と、なぜかうちの娘の婿さんがほれ込んでいるので、小生、田舎に帰るたびに飯田のバス停前の土産屋で買っています。 でも、そのためだけに行くのは立川はちょっと遠いかなー。電車賃がかかって、えらい高い「天龍」になってしまいそう。
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