No.1752 勘違いだけどよかったー 投稿者:木器 投稿日:2024年03月27日 (水) 22時51分 [ 返信] |
今日の夜8時からのBS日テレは、谷村新司追悼特番ってんでちょっと勘違いしてましたが、10年まえの谷村がホストの番組「地球劇場」の第一回の再放映、加山雄三特集でした。
だから百恵ちゃんとのデュエットはもちろんありませんでしたが、いやー、それに勝る充実度でした。 もう歌った歌全部、早くカラオケ行って歌いたい、そうなるようないい番組でした。 最初に、谷村と加山が歌った「冬の稲妻」、これはもうしょっぱなからいきなり二人のハモリで始まります。
男同士のハモリ曲としては、Retsu さんとやることになっている陽水・玉置の「夏の終わりのハーモニー」、狩人の「あずさ2号」、ビリー・バンバン「白いブランコ」などとともに何度となく歌ってきた懐かしい歌です。
今日の番組では、加山・谷村という珍しいデュエットでの「冬の稲妻」、二人ともじつに楽しそうで、聞いているほうも完璧なデュエットを堪能しました。いいなー、うらやましい。 そしてこの二人と言えば、当然出てくる二人の共作である「サライ」の省略なしのフルコーラスも聞かせました。
ゲスト・加山の一番歌いたいマイ・ソングとして歌った「マイ・ウェイ」は、さすが恵まれた才能を羨ましがられながらも、いろいろと苦労を重ねた年輪を感じさせるいい歌でした。
さらにさらに、うれしくて思わず「待ってました」と夜中に叫びそうになってしまった加山の名曲「旅人よ」。これを谷村が加山へのアンサー・ソングとして、一人でしみじみと歌うという、得難いステージでした。
ほんとだったら「冬の稲妻」はアリスの曲を加山とデュエットしたわけですから、今度は加山の「旅人よ」を二人でやってほしかったと思います。 でも、歌の後半ではバンドのバックコーラスのハモリが、控えめに入ってくれていましたから、谷村一人の「旅人よ」という珍しくもしみじみとしたいい歌を聞くことができてよかったと思いました。
終わってみると、やはり歌いたくなります。お花見はなくても、行くっきゃないと、人生の残り少ない時計を横目に見ながら思っております。
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