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今日の誕生花――12月19日 スノーフレーク


今日の誕生花――12月18日 セージ



写真:「深まる冬景色・飯田」(平岩祥平・木器)

「丘の上の街風景」(12/17撮影)








風越山に雪(12/15朝)




中央アルプス、空木岳方面を望む。(豊丘村・高台で撮影)


恵那山の雪景色(12/06)


天竜川付近の夕暮れ(2025年晩夏)



◆12~1月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

熊伏山上空5000mから見た伊那谷のカシミール画像(柏雀)





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還暦記念下部温泉狂宴アルバム(一人一人の41年前タイムスリップ写真付き)
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No.1684 残念無念の続き 投稿者:木器   投稿日:2024年02月11日 (日) 08時11分 [返信]

 初めて肉眼で小澤征爾さんを見たのは、成城学園のホールでのリハーサルでした。
 小澤さんは中学・高校と成城学園に通い、一時、経堂にも住んだということで、私もずっと小田急線沿線暮らしをし、経堂にも住んだので、その意味でも身近なものを感じていました。

 何しろ少年時代の夢は、指揮者になることでしたから、ピアノのある家が特に羨ましく感じられました。
 母の兄にあたる小林八十吉さんは、当掲示板にもたびたび登場していますが、当時としては珍しい東京の音楽学校の卒業生で、自宅にピアノがあったので、ときどき行って触らせてもらっていました。
 東大に現役入学した息子さんなど、地域の中学校の音楽会で、ブルグミュラーの「つばめ」を独奏し、左手を右とクロスさせて弾くかっこいい姿に見ほれたものです。
 ついでに言うと、この音楽会で私は宮内宏先生の指導を受け、中学生オーケストラでモーツァルトの「トルコ行進曲」を指揮したのでした。

 その後、大学時代もブルーノ・ワルターなどに憧れて似顔絵を部屋に飾ってあったほどでしたが、ちゃんとした音楽教育も受けていませんから、まあ、夢はそこまでで終わりでした。
 せいぜい「新世界」交響曲などレコードを聴くときに、分厚いオーケストラのスコア(総譜)を買ってきて、それを眺めながら聴いていましたから、そういう曲はほんと隅々までよく覚えました。

 そんな日々もはるか遠い東京での仕事の合間に、小澤さんの母校でもある成城学園のホールで、アルゼンチンの女性ピアニスト、マルタ・アルゲリッチを迎えたコンチェルトのリハーサルがあったのです。

 私の記憶に間違いがなければ、そこで小澤さんがしきりに言っていた「レガート(滑らか)にレガートに」という言葉は、テレビで見たカラヤンのリハーサルで繰り返されていた言葉と同じで、いかに音楽にとってレガートということが大事なのかを感じました。

 後で知ったのですが、戦後間もなくの有名な映画『ここに泉あり』で描かれた群馬交響楽団が、小澤さんの指揮者としての初舞台だったそうで、そのことも親しみを深めました。

 本を作りたいということで集めた小澤さんの言葉の中には、そうした親しみをさらに強くする素晴らしい言葉がたくさんありました。
 本にはできませんでしたが、追悼を兼ねそのいくつかを、後で紹介したいと思います。



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