No.1586 会計責任者 投稿者:コーメイ 投稿日:2023年12月12日 (火) 12時30分 [ 返信] |
『政治団体「清話会」の会計責任者を務めたことがある。』何ていえば、ビックリするでしょうが、ホントのことです。
中小企業問題のエキスパートとして、自民党の中小企業調査会会長を務めていた、小川平二先生は、石油燃焼器具の中小企業各社の推薦もあって、(財)日本燃焼器具検査協会の理事長に就任されていました。中途採用の小生は、飯田、伊那、諏訪地区選出の代議士ということで、ビックリしたものです。理事長といっても、事務所に顔を出す訳でもなく、専務理事がもっぱら采配を振るっていました。
選挙になると、諏訪や岡谷出身の職員は、専務理事の指示により、本業務を離れ、地元にお手伝い。器具の検査を受けているメーカーは、資金面等で応援していました。
政治とお金が社会問題となり、「政治資金規正法」が注目される中、専務理事が先生の秘書等と相談し、政治団体「清和会」なるものを設立し、検査協会の経理を担当していたこともあり、その会計責任者に小生が当てられたのです。勿論、無給です。
専務理事は、会計責任者は、不正が見つかると、「捕まり、罰せられるぞ!」ときつくいい、「秘書の○○が金のことで何かいってきたら、必ず俺に報告しろ!勝手に金を動かすなよ!」と言われていました。
業界十数社から、年会費〇口を口座に振込んで貰い、プールしたものを、先生の主団体「清流会」に年数回振込む(団体から団体への寄附)、というだけの業務でした。会の経費も事務費として、電話料(これは専務理事専用電話を当てた)、会計帳簿代、振込手数料位で、年1回、収支報告書を作成し、提出しました。
小川先生が、労働大臣、自治大臣、文部大臣を歴任し、理事長を兼務出来ないため、業界との関係も薄れていき、「清話会」も、解散しました。ホットしました。
今、自民党安倍派等が世相を賑わせていますが、ときに「清話会」と言われるので、ヒヤットします。安倍派は、「清和政策研究会」が正式名称だそうです。
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