No.1390 毛穴に同感! 投稿者:木器 投稿日:2023年09月05日 (火) 13時40分 [ 返信] |
柏雀夫人とその九州に住むご友人「何とかチャン」に共感を覚えます。 私もじつは今朝、この記事を読んでちょっと「好かん」感じがしました。
「初風と万の毛穴が知らせけり」(林翔)に詠まれた初めての秋風、それは心地よさを伴うと思うのですが、それを万の毛穴が感じ取るという即物的なイメージは、まさに柏雀さんのご指摘どおり、鳥肌、寒さイボへの連想を免れないでしょう。
久しぶりに「鳥肌」本来の意味での表現を拝見しましたが、そのボツボツが肌に浮かんだぞくっとするような気味悪い感触だったんでしょうか、その初風は……。 もしそうでなく爽やかなものだったとしたら、毛穴は勘弁してほしいと思いました。
有名な名歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども」のあと、「風の音にぞ驚かれぬる」を「万の毛穴で初風を知る」ともじってみても、あまり爽やかには見えてきません。 「万の毛穴」と言えば、皮膚の一部(平方センチ当たり数百本)でなく、おそらく全身に分布する手穴のほとんどを言うのでしょうから、余計ぞっとします。
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