No.1347 何十年ぶりか 投稿者:木器 投稿日:2023年08月20日 (日) 17時13分 [ 返信] |
やってみました。一応、ネットでレシピも参照しましたが、基本的にはうろ覚えの昔ながらのやり方。キュウリの薄切りを塩もみして水気を切り、そこに酒粕を酒で溶いて砂糖と塩を適当に入れたものを入れて混ぜ合わせただけです。
ただ、じつはこのキュウリが、ただものではないのです。 先日、飯田に帰ったとき平岩さんが、朝獲れのキュウリを届けてくれ、それならとわざわざミソまで買い込んで塗りながら、大人4人小学生1人であっという間に数本全部を食べてしまいました。 この小学1年生が、なんとキュウリはミソに限るねと言い出したほどです。 これを聞いた平岩さんは、翌々日、我々が帰るまえの日にもまた届けてくれ、それが東京に帰っても大事に取ってあったのです。
酒粕も、人様からいただいた何か由緒ありげなもので、熟成が進んでいたのかやや褐色でしたので、キュウリもみもやや褐色で、甘みが強くなりました。あまり甘みが強すぎるとおつまみやおかず向きでなくなるので、塩と酢で酒のお供に調整しました。
これって考えてみると、口にするのは何十年ぶりかになります。女房も初めて飯田に行ったころに食す機会があり、おいしいとは思ったらしいのですが、自分で作ることはしませんでした。 したがって我が家の食卓に上るのは、もしかしたら史上初めて。これは記念すべき一品となりました。柏雀さんのお蔭で……。 味ですか? 言うことなし。我ながら美味くできました。
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