No.1345 奇妙な体験 投稿者:木器 投稿日:2023年08月20日 (日) 04時23分 [ 返信] |
じつは去年も同じ方法でやったので、初めてではないはずなのに、胃カメラで奇妙な体験をしました。
健康診断の時期でもあり、先日来、脂っこいものが食べられなくなったような気がしたのと、胃にしこり様の違和感があるような気がして、胃カメラの検診を受けました。
結果はちょっとただれのようなものがあるけれど、まず気にするほどのことはないとのことでホットしました。 ただ、この検診が、たしかに結果として写真もあるのですが、本当に受けたのか受けなかったのか、まことに奇妙な体験だったのです。
驚くのは寝てマウスピースをくわえ、鎮静剤だという注射を打ち、さてこれからと目を閉じて待っていたのですが、その後、さっぱり何も始まりません。
看護師に教えられたとおり、ベッドの側壁に背中をぴったりくっつける窮屈な姿勢のまま、いつまで待たせるのか、そろそろこの姿勢も辛くなったので、もうどうなってるんだい?と、体を移動し、起きてもぞもぞしていたら、あれー? さっきの場所と違うなーと気づきました。じつは、もうすべて終わって、別室に運ばれていたのでした。
その後、看護師が来て「はいはい、目が覚めましたか? 大丈夫ですか? 歩けます?」 「えー? もう終わったんですか、うそみたい」と言って待合室に戻り、あと医師の説明を受けて帰ったのですが、ほんとキツネにつままれたような気がしました。
麻酔薬と鎮静剤の併用かな? とにかくまったく知らないうちに、なんの痛みも違和感もなく終わってしまう。これも医術の進歩なんでしょうね。 この意識喪失状態の経験は、まさにこうして死ねたらどんなにか楽だろうかと感じました。
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