No.1342 竹内英通君を偲んで 投稿者:伊澤宏爾  投稿日:2023年08月15日 (火) 21時51分 [ 返信] |
竹内英通君ご逝去の報に接し時間が経過してしまいましたが、生前を偲んで一言御礼を申し上げます。
今や30年近く、小生のライフワークになってしまった「カンボジア支援活動」ですが、先月末から今月初めにかけて、第8回飯田市高校生講座「カンボジアスタデーツアー」を4年ぶりに実施し、カンボジアを訪問してきました。
平成20年に小生が主催しているNPOふるさと南信州緑の基金では、カンボジアに「飯田小学校」を建設し今日に至っています。当時その学校建設に当たり竹内英通君には大変お世話になりました。 それは学校建設費捻出に当たり、息子さん英仁さんのピアノリサイタルで応援いただきました。飯田で2回、東京で1回、更に奥村隆俊君の娘さん、友美さんの飯田でのピアノリサイタルにまで繋げていただきました。 お陰さまで短期間で校舎建設が進み、カンボジアの識字率向上に寄与することができています。 加えて35会の皆様には長きにわたり、カンボジア訪問や、募金活動に、陰に陽にご協力ご支援をいただきました。 地元では池田延史君、岩嶋敏彦君らが中心に協力いただき今日に至っており、感謝でいっぱいです。 現在の「飯田小学校」は、国の私立認可校として教師2名の派遣を得て、低学年児童50名が元気に学んでいます。
飯田市と我がNPO緑の基金共催の「高校生カンボジアスタディツアー」は、公募で高校生15名をセレクションし、しっかりと事前学習を重ね、カンボジアを訪問しました。 様々な分野で活躍する日本人を目の当たりにしたり、厳しいカンボジア情勢を肌で感じたり、特に飯田小学校の子供たちとの交流に力を得たり、欲張りな体験をしてきました。 そんな時、飯田小学校での高校生たちのすばらしい交流の様を見た時、竹内英通君が瞼に浮かび感涙してしまいました。あの時、親身になってカンボジアでの学校建設を支持していただきご支援くださった姿が思い出されたのです。 英通君の思いが、今カンボジアで花開いていることを多くの皆様にお伝えしたくペンを取りました。 英通君の勇気ある思いや行動に感謝し、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 いずれにしても当事業は、東京35会、飯田の35会の皆様には、当初より大変お世話になり今日に至っております。本当に感謝の他ありません。 飯田市としては、この事業を市事業として継続の方向で考えております。我々も可能な限り協力していきたいと思っております。でも、高齢化の波には逆らえないことも承知したうえで・・・・。
写真は飯田小学校での交流と、ピアノリサイタル開催ポスターです。
以上竹内英通君を偲んで一言申し上げました。
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