No.1294 元になった記事 投稿者:木器 投稿日:2023年07月15日 (土) 08時57分 [ 返信] |
こうのさんご紹介の山下清の絵と信毎の写真の件。元になった記事「伝う鉄路と物語~飯田線~第2部・行き交うひと・もの・こと⑥ 山下清が目にした眺め 飯田線と天竜川を望む高台」(2022年7月14日)の記事をネットで探し当てました。URLは次のとおりです。 https://www.shinmai.co.jp/news/artic... 無料会員に登録すれば、ありがたいことに写真ばかりか全文を読むことができます。 冒頭の一部を引用させていただきます。 ――1日、下伊那郡高森町山吹の座光寺睦(むつみ)さん(90)を訪ねると、ある白黒写真を見せてくれた。放浪画家と呼ばれる山下清(1922~71年、東京都生まれ)が着物姿で睦さん宅の前の細い道を散歩する様子が写っていた。 「電車道の向(むこ)うの方に天龍川が流れて居(い)るので其(そ)の向こうの方には山が見えて居るので此所(ここ)で腰をおろして休んで景色を見て居ると此所は静かで気持ちがいひので―」。清が座光寺家でのひとときをつづった文の一節だ。細い道を5分ほど歩くと、近くの下平駅から延びる飯田線と天竜川を見渡せる高台があり、清が目にしたであろう光景が残っていた。―― (この記事には、高台からの天竜川の写真のほか、記事にある山下清の白黒写真も載っています) まさにその光景を書き残したであろう絵の実物が出てきたわけですから、それは奇跡に近いことでしょう。もっとも、座光寺家が好意で貸し出したものが、散逸するようなことがなければ、今でもしっかり地元に保管されていたものかもしれませんが……。
|
|