飯田高校三五会(非公式)を中心に、誰でも参加OK。何でも気楽に書かまいかのページです。
自分の投稿を自分で削除・訂正できます。
投稿するとき、投稿欄にある「編集・削除キー」の欄にパスワードを入れておき、
投稿後、削除・編集したいときは、該当記事の下にある「Pass」の欄にそのパスワードを入れ、
「編集」か「削除」のボタンを押してください。


アクセスカウンター
(since 2001年10月3日(水)02時15分09秒)
0562434

今日の誕生花――5月17日 シラン


今日の誕生花――5月16日 イキシア



写真:「Aさん宅のバラ庭園」(平岩祥平)












◆5~6月の壁紙カレンダー◆

(このカレンダーをPCのデスクトップ壁紙として使うには画面を右クリック、
「名前を付けて画像を保存」を選んでPCの任意の場所に保存し、
保存されたファイルをまた右クリックして「デスクトップの背景として設定」をクリックする)

♪「八十路のデュエット」――ル・クプル・コーノ
♪クシコスポスト、♪トルコマーチ、♪荒城の月
♪「八十路のデュエット」2――ル・クプル・コーノ
♪ムーン・リバー、♪埴生の宿、♪旅愁
(上の下線部分をクリックしてください)

◆「日本最大の谷」=2大アルプスに挟まれた「伊那谷」◆

(写真上「中央アルプス」:柏雀。写真下「南アルプス」中「伊那谷・天竜峡」:平岩祥平)

飯田高校同窓会ホームページ
還暦記念下部温泉狂宴アルバム(一人一人の41年前タイムスリップ写真付き)
◆金森山便りのブログ(terra)


投稿者名
e-mail
タイトル
本文
#000000#000033#000066#000099#0000CC#0000FF#003300#003333#003366#003399#0033CC#0033FF#006600#006633#006666#006699#0066CC#0066FF#009900#009933#009966#009999#0099CC#0099FF#00CC00#00CC33#00CC66#00CC99#00CCCC#00CCFF#00FF00#00FF33#00FF66#00FF99#00FFCC#00FFFF#330000#330033#330066#330099#3300CC#3300FF#333300#333333#333366#333399#3333CC#3333FF#336600#336633#336666#336699#3366CC#3366FF#339900#339933#339966#339999#3399CC#3399FF#33CC00#33CC33#33CC66#33CC99#33CCCC#33CCFF#33FF00#33FF33#33FF66#33FF99#33FFCC#33FFFF#660000#660033#660066#660099#6600CC#6600FF#663300#663333#663366#663399#6633CC#6633FF#666600#666633#666666#666699#6666CC#6666FF#669900#669933#669966#669999#6699CC#6699FF#66CC00#66CC33#66CC66#66CC99#66CCCC#66CCFF#66FF00#66FF33#66FF66#66FF99#66FFCC#66FFFF#990000#990033#990066#990099#9900CC#9900FF#993300#993333#993366#993399#9933CC#9933FF#996600#996633#996666#996699#9966CC#9966FF#999900#999933#999966#999999#9999CC#9999FF#99CC00#99CC33#99CC66#99CC99#99CCCC#99CCFF#99FF00#99FF33#99FF66#99FF99#99FFCC#99FFFF#CC0000#CC0033#CC0066#CC0099#CC00CC#CC00FF#CC3300#CC3333#CC3366#CC3399#CC33CC#CC33FF#CC6600#CC6633#CC6666#CC6699#CC66CC#CC66FF#CC9900#CC9933#CC9966#CC9999#CC99CC#CC99FF#CCCC00#CCCC33#CCCC66#CCCC99#CCCCCC#CCCCFF#CCFF00#CCFF33#CCFF66#CCFF99#CCFFCC#CCFFFF#FF0000#FF0033#FF0066#FF0099#FF00CC#FF00FF#FF3300#FF3333#FF3366#FF3399#FF33CC#FF33FF#FF6600#FF6633#FF6666#FF6699#FF66CC#FF66FF#FF9900#FF9933#FF9966#FF9999#FF99CC#FF99FF#FFCC00#FFCC33#FFCC66#FFCC99#FFCCCC#FFCCFF#FFFF00#FFFF33#FFFF66#FFFF99#FFFFCC#FFFFFF
画像





URL
文字色
編集・削除キー     項目の保存      
_管理人へのメール (編集・削除キーを入れ忘れて編集・削除ができないときなど)
 飯田市の行事の紹介 ③  投稿者:島田坊や   投稿日:2025年05月14日 (水) 21時56分 [返信] No.2737

「飯田市美術博物館」は全国的にも珍しい、美術館と博物館の両方を併設しています。それに考古博物館まで擁しています。このような館は全国に3か所ほどと聞いています。「日本の博物館の父」田中好男の生誕の地として、誇りある館にしたいと歴史を重ねてきています。

開館して約40年になりますが、館長さんは初代井上館長さんに20年間、続いて二代館長は我が35会の滝沢具幸画伯に18年間お勤めいただきました。現館長は常葉大学造形学部の蜂谷充志教授(飯田市出身)がお勤めです。
滝沢具幸画伯には(武蔵美大教授時から)無理をお願いして18年間お勤めいただきました。月一回の運営会議、推進会議、協議会、に加えて日本画講座等々で、飯田と東京を18年間で550回も往復していただきました。本当に感謝の他ありません。

今年度の美博の資料一部添付しましたのでとくとご覧ください。年間の展覧会数の多さに、加えて各種講座、プラネタリウム、ワークショップなど実に多彩です。内容は飯田下伊那地域の内容のばかりで実に豊富です。
当地域は本当に多彩な歴史と文化・芸術・芸能の宝庫であり、恵まれた自然環境にあります。そこで当館の使命は誠に重大であり、後世に向けて大きな責任を担っております。
協議会長として末席を汚していますが、会議のたびの報告を拝聴していますと、たった数名の学芸員で、年間にこの量の内容をこなしているとは驚きのほかありません。何とか学芸員増に向けて力になりたいと思いますが、市全体の経済的状況から見て、大きな課題として毎年積み残されている状況です。

当地域の素晴らしい歴史と伝統を、後世に繋げていかねばなりません。故郷を想う地域住民の皆さんと、関心を寄せてくださる多くの皆様には、是非ご注文やご意見等いただければ幸いに思います。
美術博物館の説明をと思いましたが、愚痴っぽくなってしまいましたがお許し下さい・・・・。

つまらぬ投稿に対して、ご質問ご意見ご批評等いただきますと次につなげる意欲にもなりますので、どうぞご遠慮なくお願いします。








Pass 管理人へのメール
 古木ながら  投稿者:木器  投稿日:2025年05月14日 (水) 15時47分 [返信] No.2736

 今週の新聞歌壇では、次の歌が心に残りました。

*古木にも春は今年の花が咲く太き腕(かいな)の黒光りして(町田市 小堀正伸。小池光選)

 なぜ心に残ったかと言えば、まえに世田谷区に住んでいたころ、古い家に柿の古木があり、その太い幹の二股になったところに、ちっちゃな新芽が出ていたのが、柿の古木の黒々としたごつさとすごく対照が際立ち、印象に残りました。
 そこで駄句を一つ詠んだのを覚えています。

*新芽出て柿の古木の黒きかな

 歌壇の歌とは、花と新芽の違いはありますが、毎年、年を重ね老いながらも逞しさを示しつづけるものがあり、そこから毎年、新たに生まれ育つ生命がある、そこに世代交代の哀歓や期待が共通しているような気がしました。

 そういえばトップ写真の下にある「5~6月の壁紙カレンダー」も、黒々とした古木と鮮やかな若葉の対比が見事な写真ですね。

 でもやはり私の場合、言いたかったのは古木の存在感のほうでしょうね。
 老いたりと言えども黒々とふてぶてしく、存在しつづけましょうぞ、ということです。憎まれっ子、ならね憎まれ爺、世に憚りながらもです。

Pass 管理人へのメール
 鳥の声:聞きなし集  投稿者:木器  投稿日:2025年05月14日 (水) 14時57分 [返信] No.2735

 NHKテレビで朝の天気の時間だったか、ツバメの鳴き声が、
「土食って虫食って口渋~い」
 に聞こえるという話をやっていました。

 まえにも聞いたような気がしましたが、改めて確かめてみたくなり、 YouTube で探してみました。けっこうそのように聞こえて、面白くなったので下に挙げておきます。

◆ツバメ 「土食って虫食って口渋~い」
https://youtu.be/qQQPu...
https://youtu.be/61K0o...
https://youtu.be/CwHAn...

 そのほか有名なものも含めて、いろいろな鳥の声の聞きなしがありましたので、気が向いたら聞いてみてください。

◆ホトトギス 「特許許可局」「テッペン駆けたか}
https://youtu.be/ePnYX...
https://youtu.be/pJKsa...
https://youtu.be/f8HcZ...
https://youtu.be/ttCRS...

◆メジロ 「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」
https://www.youtube.com/shorts/huP6Z...
https://youtu.be/K3pxS...

◆色々な鳥の聞きなし集
https://youtu.be/SIpNL...
エゾセンニュウ 「貯金貯金かけたか」
コノハズク 「仏法僧」
センダイムシクイ 「焼酎一杯グイーッ」
ホオジロ 「一筆啓上仕り候」(https://youtu.be/0rvVd...
シジュウカラ 「土地・金ほしいよ」

Pass 管理人へのメール
 「オケ友」聞きたかった!  投稿者:木器  投稿日:2025年05月11日 (日) 08時52分 [返信] No.2734

 島田坊やさん、ありがとうございます。
 すごいですね、飯田って、と感じさせてくれる催し物の数々。とくにこの「オケ友」はその時期、飯田にいたらぜひ行きたい行事です。
 じつは今年、5月4日~6日は飯田にいたんですが6日14時のバスがやっと取れて帰ってしまいました。

 とくに今年の「オケ友」音楽祭では、名古屋フィルの名曲コンサートで、モーツァルトのピアノ協奏曲21番が演奏されたのですね。これ、20番、27番とともに小生大好きな曲です。

 去年の6月に「魂のピアニスト」フジコ・ヘミングが死んだとき、彼女の2020年11月の演奏の YouTube を挙げた中にあったのがこの21番の2楽章と3楽章でした。
 この YouTube では第1楽章が入っていませんでしたので、全曲はないかと探したら、あるんですね。同じ年の12月1日、よこすか芸術劇場での演奏です。
 もう、いつものことですが、YouTube さんありがとう。
 これ↓です。やはり2楽章(16:45~)の美しさは際立っていると思います。
 https://youtu.be/8tx7I...

Pass 管理人へのメール
 飯田市の行事の紹介②  投稿者:島田坊や   投稿日:2025年05月09日 (金) 19時35分 [返信] No.2733

飯田市は毎年5月になると「オーケストラと友に音楽祭」(オケ友)で大変盛り上がります。この音楽祭には長い歴史と変遷がありますので概略説明しましょう。

皆さんは「アフィニス夏の音楽祭」という音楽祭を聞いたことがありますか。1989年から2008 年までここ飯田市で開かれていました。
この音楽祭は日本のプロオーケストラの楽団員が、飯田市で合宿して学び合うものでした。この飯田での20年間に累計で750名もの全国からの楽団員が参加しました。全国の楽団員の2人に1人は飯田市を訪れたことになります。

飯田市民は、この音楽祭を物心両面から応援してきましたが、主催のアフィニス文化財団(JT)としては、飯田の後、「21回目からは、プロオーケストラのある地方都市へ移し、新たな形式で行う」との方針を持っておられました。そして山形市と広島市の二か所へ移した経緯がありました。

丁度その時、市教委にいましたので、何回か財団へ継続のお願いや以後の音楽祭の件についてご相談に伺いました。そもそもこのような高レベルの音楽祭を飯田市に持ってきてくれた方は、当時JTの役員をされていた座光寺出身のX氏でした。財団としても以後の飯田の音楽祭については丁寧なごアドバイスをいただき、今日のオケ友音楽祭につながっています。

飯田市としては「語る会」「考える会」等で何回も何回も検討を加え、2008年に「音楽祭を創る会」を設置し、オーケストラのコンサートと地元アマチュア演奏家を対象とする音楽クリニックを柱とし、パートナーに近くの名古屋フィルハーモニーにお願いすることにし、毎年5月のゴールデンウィークに開催する方向が提案されました。
そして曲折を経て2009年5月、「第一回オーケストラと友に~アフィニスのふるさと飯田音楽祭」と題した音楽祭が開催され今日に至っています。

こうした経緯の中、今回で16回を迎えた「オケ友」は、実に豊富な内容で地元にすっかり定着した音楽祭になりました。特に小・中・高生の参加が年々増加し、今年は250名にもなり、将来の飯田の音楽祭を担うにふさわしいクリニックが展開されました。こうした様々な観点から飯田市の文化度の高さは、このあたりにあるような気がしている昨今です。
以上言い尽くせない部分もありますが、ごく概略を説明させていただきました。








Pass 管理人へのメール
 三色フジ見頃(中日新聞記事)  投稿者:ひらいわ  投稿日:2025年05月09日 (金) 09時03分 [返信] No.2732


Pass 管理人へのメール
 連載たのしみ  投稿者: 木器  投稿日:2025年05月08日 (木) 15時10分 [返信] No.2731

 島田坊やさん、楽しみです。飯田の年間通じてのいろいろな行事を紹介してくださるとのこと。

 資料のPDFファイルなどは、投稿欄の写真投稿に使えるJPGファイルに変換しなくてはならないこともあるでしょうが、お手数をおかけします。

 もし今回のように、大きな画面で見ないと字が読めないなどのケースでは、管理者サイドで平岩さんのトップ写真のような大きな画面で掲載できる方法がありますので、そのときはご自分でJPG変換をされずに、管理者宛てにそのPDFファイルのまま送っていただければ、こちらで変換してご希望の場所に掲載することもできます。

 今後の連載が楽しみなので、どうぞご検討ください。

Pass 管理人へのメール
 飯田市の行事の紹介①  投稿者:島田坊や   投稿日:2025年05月08日 (木) 14時16分 [返信] No.2729

飯田市には年間を通して様々な行事が沢山あります。故郷を後にされた方々には、ごご存知ないものが多いと思いますので、順次報告して参りましょう。

4月になると「飯田やまびこマーチ」が盛大に開かれます。この大会は1989年に発足した「日本マーチングリーグ」に属し、全国19ヶ所の大会で構成されている我が国の最も歴史あるウォーキング大会の一つです。
飯田市の大会は東松山市に次いで二番目に古く、今年で39回を迎えた歴史と伝統を誇る大会です。来年は40回を迎えますので、記念大会とすることで今から準備に入っています。
私事で恐縮ですが、飯田市の大会は市教育委員会の主管事業となっており、実行委員長はその時の教育長が務めますので、10年ほどその任を務める機会がありました。
その時は事務量も相当なものでスタッフは大変な思いをしましたが、今となれば素晴らしい体験学習の場であったと、懐かしく振り返っています。。
その間には、韓国原州市の大会と姉妹提携を結び交流が始まり、今年で20周年を迎えました。今年も原州市から13名のウオーカーの来日があり国際色豊かな大会となりました。10月にはこちらから原州市を訪問し交流ウオーキングの予定です。゜
コースは飯田下伊那地域の自然豊かな中に10コースを設定、毎年2000~3000名のウオーカの参加があります。幼稚園児から90歳代まで皆さんで、特に全国の大会を渡り歩くリピーターの方が多く、顔なじみの皆さんで大変賑やかな大会となります。
リニアの時代を迎える当地域としては、自然に恵まれた素晴らしい飯田下伊那を広く知っていただく絶好の機会であり、将来に向けて大切な機会・大会として大切に育てていく必要を強く感じているこの頃です。

詳細は添付資料を参照ください。写真は大瀬木に建立した交流記念碑の前で韓国団と共に。










Pass 管理人へのメール
 食いしん坊の句  投稿者:木器  投稿日:2025年05月07日 (水) 14時21分 [返信] No.2728

 今週月曜日の新聞俳壇に、なんとぞろり食いしん坊の舌を刺激する垂涎の句が並んでいました。
 しかも一番若い選者、小澤實さんの選では、選ばれた10句のうち9句までが食べ物の句で、酒の肴をはじめ食いしん坊の木器は嬉しくなってしまったのです。

*焼かれつつ 南無南無南無(なむなむなむ)と栄螺(さざえ)かな(川越市 益子さとし)

【評】栄螺の壺(つぼ)焼きである。栄螺の貝殻を鍋に見立て、そのまま火にかけているのだ。その時の音を「南無南無南無」と聞き取ったのが秀逸。実は残酷な料理だ。

*競ひて浅蜊口開くなり酒振れば(北本市 萩原行博)

【評】こちらは浅蜊(あさり)の酒蒸しである。一見、酒を喜んで口を開けているように見えるが、熱に耐えかね口を開いているわけなのである。

 食い物の句と言えば、忘れられないのが拙著『男の嗜み』に酒との絡みで挙げた次の2句です。

*牡蠣(かき)よりも海鼠(なまこ)の黙(もだ)ぞ深からむ(相生垣瓜人)
*白魚(しらうお)にあはせて燗(かん)をぬるうせよ(丸谷才一)

 そしてこうコメントしました。

 ――「もだ」がいい。人間の饒舌が軽薄に見えるほど、この牡蠣と海鼠の「沈黙」が気高く見えてくる。しかも、なぜか海鼠のほうが牡蠣よりもっと黙りこくっているという、この俳人の感覚が見事である。ま、「牡蠣より海鼠」と言ってもその「もだ」の差はわずかなものだろう。とにかく比較したくなるほどこの両者の「もだ」は深い。おかげでまた、この海鼠と牡蠣を食すときの楽しみが増えた。

「そうだよな。あんたたち、こうやって俺様に食われるんだけど、ほーんと一言も文句も恨みも言わないよね。言えないんじゃなくて、言おうともしないんだよね」
 そう語りかけながら飲もう。そして白魚のときは燗をぬるくして――。――

 この本を書いた同じ年に、読売新聞の朝刊で連載されている「四季」というコラムで、筆者の長谷川櫂氏が、この「牡蠣と海鼠」の句を取り上げられました。

 小生がこの記事を見て本に書いたか、書いたあとで記事を見つけたか、どちらが先かは忘れましたが、ほとんど同時期であることは確かです。
 長谷川氏は、この句を紹介してこう解説されています。

 ―― 海鼠を嚙みしめながら思ったのだ。海鼠の沈黙は牡蠣の沈黙より深いと。人間はおしゃべりな生きものだから、太古の昔からロをきかない牡蠣や海鼠の気持ちはわからない。ただ、牡蠣をすすり、海鼠を嚙むとき、その沈黙の味が少しわかる。――

 それにしても、この栄螺とか牡蠣とか海鼠など、水中の珍味は生き物としてはユニークな存在ですよね。俳人・歌人たちの創作意欲をそそるのでしょうか、つぎつぎと句や歌に登場しています。

*そういえばお前も浮世嫌いとか手酌の愚痴を聞いてよ海鼠(東京都 佐藤勝美。25-3-17黒瀬珂瀾選)

*恬(てん)として海鼠たる身を疑はず(神奈川県 中島やさか、17-2-14 小澤實選)

【評】人間から見ると、なまこは不思議なかたちと思うものであるが、なまこ自身は不思議とも何とも思わず平気でいるというのだ。なまこの内面まで踏み込んで詠んでいる。

*三つ星の店のメニューに田螺あり(栃木県 あらゐひとし。17-2-14、矢島渚男選)
 
【評】三星マークは料理店の格付けで最上とされるが、その店のメニュウに田螺(たにし)があった。私など農家で食べた田螺汁がパリのエスカルゴより美味だった。美味は経験的・主観的なもの。普遍的なものではない。

 しかし改めて思うのは、牡蠣よりも海鼠の「黙」が深い理由は何だろうということです。
 この哲学的な問いに、どなたか挑戦してみていただけませんか?

Pass 管理人へのメール
 さすが!  投稿者:木器  投稿日:2025年05月05日 (月) 13時58分 [返信] No.2727

 平岩さんのトップ写真に誘われて、カラオケ疲れではありましたが、開善寺の満開花を見に行ってきました。

 改めて写真の実物に感嘆しきりでしたが、藤・赤牡丹・白牡丹・ピンク牡丹が、そろって写真に巧みに映り込んでいる撮影アングルの工夫と配慮を感じました。

 もちろん藤だけの写真もありましたが、牡丹の写真にはほとんど藤が写り込んでおり、シャクナゲにはさりげなく国宝の山門が背景になっています。

 ただ現地で初めて気づいたのですが、藤にも紫だけでなくピンクがあるんですね。これは平岩アングルに入っていなかったか、目立たなかったのかもしれません。
 その部分だけ、開善寺の満開花に追加させてください。
 写真ではあまり色の差がはっきりしませんが、上の写真の左手前、下の写真の右手前がピンクでした。

 と、書きおわったとたん、玄関をどんどんと叩く音。
 ジャーン、やはり平岩さんでした。なんと!ぶら下げておられたのは、高森町牛牧・野の花亭の「五平餅」ではありませんか! ジャーン、これは先日の木曽の五平餅に負けない定評ありとか……。
 黒ゴマが使ってないので、白っぽいクルミたれがおいしかったー。大感謝!!
 1本食べてしまってから、しまった!と写真に撮ったため、1本減っております。

 その平岩さんが語ることに、藤には紫・ピンクのほか白の3色があり、豊丘村・泉龍院の3色藤が有名ということでした。この寺は天竜川を見下ろせる位置にあり、現在、大橋をかけている工事の様子がよくわかるので、また写真を撮ってきてくれるそうです。
 これまた、楽しみに待つことにしましょう。

IMGIMGIMG
Pass 管理人へのメール
 若葉  投稿者:木器  投稿日:2025年05月05日 (月) 11時22分 [返信] No.2726

 しつこく「五月の歌」について書いた後は、これまたお定まりの「若葉」という唱歌。
 またかとうことになりますが、今度ばかりはありました、実物の若葉、色とりどりの緑が……。

 昨日、渋滞の中央道、約1時間遅れで諏訪近くまで来たところの色いろな緑、そして到着間近、風越山の色違い緑が、肉眼では大いに楽しめましたが、果たして画像ではどうでしょうか。上、2枚です。

 この時期になっても中央アルプスの雪はまだ健在だったという写真が3枚目。
 ついでにささやかながらわがログハウスの藤も50センチ越えで咲いていました。
 さらについでに、壊れていたデッキと階段が、小学校時代の友だちの尽力で、見事に直っていました。今度は庭側からの出入りもできるようになりました。

 というわけで(?)「若葉」を歌わまいかという昨日の弟夫妻とのカラオケは、「年に一度か二度しかない機会」という弟の主張により、フリータイムの申し込みになり、結局4時間過ぎの大宴(うたげ)会になってしまいました。
 この歌↓を歌うのがわたくし的には目的だったはずですが……。
https://youtu.be/FYOtn...

 さらにさらについでですが、昔、この歌を三五会の皆さんといっしょに謡いたいと思い、midiコーラスを作ったことがありました。それがこれです(昔のカラオケにはこういう唱歌はなかった)。古い参加者さんなら覚えていらっしゃるかもしれません。
「若葉」(三五会歌う会用midiより)



IMGIMGIMGIMGIMG
Pass 管理人へのメール
 いい人生とは  投稿者:木器  投稿日:2025年05月04日 (日) 02時48分 [返信] No.2725

 コーメイさん、おっしゃるとおりですよね。
 もういつお迎えが来てもいい、というのはまさに同感ですが、自分の場合、もういつお迎えが来て「いい」とまでは言えず、いつお迎えが来ても「しかたがない」、そういう時期になったという気持ちでしょうか。
 いつかはそのときが来るのだとつねづね思っていたものが、いよいよ現実に来てしまった、と思わざるをえなくなってしまったということです。

 もう十分、もう思い残すことはない、という境地、心境にまでにはとても至りませんが、あと何年、あと何カ月と言われたとしても、従容として受け入れるしかない気持ちには変わりありません。
 そして今ここで自分の人生が終わりを迎えたとしても、「いい人生」だったと感謝を込めて言うことができる、そのことも同感です。

 ただ、ふと思うのは、あのベストセラーを何冊も書いて誰もから羨まれる幸せな人生を送ったはずの多湖輝先生が、晩年、なぜか私に繰り返し言った言葉が今でも気になっています。

 先生は、最後の病床に就かれてから、何度もこうつぶやくように言われたのです。
「ねえ、僕の人生ってこれで十分よかったんですよねー、いい人生だったんですよねー」 
 私はもちろん、そのたびにすぐこう答えました。
「もちろんですよ。何をおっしゃるんですか。先生ほどいい人生を送られてきた人はめったにいません。それは奥様が一番よくご存じでしょう」

 じつは、先生は私に対して言いながら、本当は奥様に対して言っている感じを受けました。奥様が自分との人生をどう感じているかを気にかけて、確かめるようなニュアンスが感じられたのです。
 すべてが順調に見えた先生ですら、自分の人生を振り返ると、繰り返し反問せざるをえない気になることがあったとすると、私など気になることだらけになってしまいます。 

 こんなことを言うと、なにか未練がましくなりますが、自分にとってはもったいないくらい「いい人生」だったと思えたとしても、自分の人生が相手の人生を左右する関係にある人たちの人生、本来なら安心して生きられるよう守らなくてはならなかった長年の連れ合いや子どもたち、そして会社で働いてくれた何十人もの社員たちまで、その人たちの人生を「いい人生」にするのに役立てたのかと振り返ると、その逆だった部分が多すぎるという悔いが残ってしまうのです。

 コーメイさんが触れてくれた石毛泰道さんの本の前著、『70歳からの禅の教え』にも引用されていますが、『釣りバカ日誌』のハマちゃんの有名なことばがありますよね。
「僕はあなたを幸せにする自信なんかありません。でも、僕が幸せになる自信はあります」

 この言い方を借りれば、
「自分の人生はとても幸せだったけれど、あなたの人生が幸せだったかどうか、はなはだ自信がありません」
 私の場合、「いい人生」と言うにはそのあたりの感覚が引っかかってしまいます。
 やはり未練がましくてちょっとみっともないですが……。

Pass 管理人へのメール
 誕生日を前にして  投稿者:コーメイ  投稿日:2025年05月03日 (土) 17時22分 [返信] No.2724

 僧侶の石毛泰道さんが出版された「人は死と生きていく」の紹介記事のなかで、心に留まった言葉があった。

 「残されている時間を意識し、最期に眼を閉じる時、良い人生だったと思って欲しい。」

 「不平不満よりも、感謝の気持ちを持つことで、より良い生き方ができる。」

 故アルビレオさんは、最期に眼を閉じる数日前に、「良い人生だった。」と何人かの人に、メールで感謝の気持ちを伝えた。

 かなり前になるが、約半年ほど、数通の手紙をやりとりした人がいる。どの手紙にも、「感謝」と「祈り」の文字が必ず入っていた。

 先日、ボラさんとも述懐したのだが、ここまでくれば、何時お迎えが来ても、素直に受け入れられる。東中学同級の男子7人(女子は2人)、飯田高校へ進学したがその内、男子4人が先立った。残された者も覚悟は出来ている。ただ、それが何時なのか、知る由もないもんなーーーッ。

 ひらいわさん!いつも素敵な写真や情報を有難うさんです。お会いして御礼も言いたいけれど、故郷は遠くなりにけり。なので、余計に有難さが増量します。今後とも、よろしく!ネ!

Pass 管理人へのメール
 ウホー!! 見事!!  投稿者:木器  投稿日:2025年05月02日 (金) 15時47分 [返信] No.2723

 平岩さんのトップ写真が変わりました!
 これまた見事なフジとボタンとシャクヤク、シャクナゲですか?
 あまりの壮観に、いつもの容量を超えたサイズで載せてしまいました。
 撮影者に感謝しながら、どうぞ心ゆくまでご観賞ください。

Pass 管理人へのメール
 例によって「五月の歌」  投稿者:木器  投稿日:2025年05月02日 (金) 10時55分 [返信] No.2722

 毎年、5月の声を聞くとコーメイさんなど一足先に一つ年を取ってお兄さんになる期間があるのを思い出します。
 それと関係ないのですが、やはり決まって「五月の歌」を思い出します。
 小学校か中学校で習った唱歌「五月の歌」と、モーツァルトの原曲を聞き比べたくなるのもお定まりのコースです。

 たまたま今朝のNHKテレビを見ていたら、ウィーン少年合唱団が出ていたので、もしかしたら5月にちなんで原曲を歌ってくれるのではないか、と期待したのですが、歌った数曲の中には選ばれていませんでした。

 それでも以前、この合唱団のきれいな声でこの歌を聞いたことがあったので、例によって YouTube で一生懸命探したら、動画ではなくしかも記憶にある合唱版ではなくソロだけの歌でしたが、確かに Wiener Sängerknaben (ウィーン少年合唱団)と記された YouTube がありました。これです。

 モーツァルトの原曲
 https://youtu.be/Dz4Tn...

 原題は「Sehnsucht nach dem Frühling」で「春への憧れ」ですが、歌詞の冒頭に「Komm, lieber May, und mache Die Bäume wieder grün」(来い、愛しの五月、そして木々をまた緑にしてくれ)とありますから、「五月の歌」であることも確かです。

 この原曲はそのままで、日本語の訳詞で歌われている動画も複数あります。たとえば、

 原曲の日本語訳版(訳詞:青柳善吾)
 (歌・ピアノ: 藤色くおん)
 https://youtu.be/rqz_2...

 そして意外にないのが唱歌版「五月の歌」ですが、中高年合唱団などで歌われているものがありました。原曲より細かい装飾的な音符が少なくなって、歌いやすくなっています。

 唱歌版「五月の歌」(訳詞:青柳善吾、歌:おうちで歌声の会)
 https://youtu.be/PPKcH...

Pass 管理人へのメール
 ボラさんの隣人  投稿者:木器  投稿日:2025年05月01日 (木) 15時38分 [返信] No.2721

 かねてお話したことのある西東京市、我らが友人、ボラさんの住まわれるマンションのお隣に自宅がある禅僧・石毛泰道さんが、また新しい本を出版されました。

 たびたびマンションの外に出て煙草をくゆらす習性のあるボラさんに、石毛さんが散歩などお出かけになるたびに顔を合わせ、親しい間柄になったと言います。

 すでに電子版の朝日新聞には紹介されていたのですが、今日、紙の朝刊15面の東京版に記事が載っていました。読みにくいかもしれませんが写真を載せておきますので、ご一読いただければ幸いです。



Pass 管理人へのメール
 なぎらわしい  投稿者:木器  投稿日:2025年05月01日 (木) 12時46分 [返信] No.2720

 ほんと、柏雀さんおっしゃるようにややこしいですね。
「梛」か「椰」か紛らわしくて、これからは「まぎらわしい」ことを「なぎらわしい」と言うようになってもおかしくないくらい、なんて。

 しかもこの「梛」という字は、字の真ん中、「那」の左側の3本の横線のうち下2本は縦線を横切っているのが正字らしいですね。

 手元の『角川漢和中辞典』も『学研漢和大字典』も写真のように、活字でもわかるようになっています。

 ということは子どものころから書き慣れた下伊那郡の「那」も2本の横線は縦線を横切らなくてはいけなかったのか。「伊」の2本目の横線や「郡」の「君」の2本目の横線が、縦線を横切るのは知っていましたが……。

IMGIMG
Pass 管理人へのメール
 「椰」と「梛」  投稿者:柏雀  投稿日:2025年05月01日 (木) 09時28分 [返信] No.2719

 ややこしいですね。

 柏雀の手元にある2010年版「カシミール3D」には「20万分の1」(写真上)、「5万分の1」(写真中)、「2万5000分の1」(写真下)の3種の地図が搭載されているのですが、まだ「梛」と「椰」が混在しています。

 さらに、カシミール3Dを使った山の展望図には「赤椰岳」と表示されます。

 いずれにしても、新しい版では「赤梛岳」に統一されるのでしょう。
 

IMGIMGIMG
Pass 管理人へのメール
 「梛」か「椰」か  投稿者:木器  投稿日:2025年04月30日 (水) 18時01分 [返信] No.2718

 またまたありがとさんです、柏雀さん。ハナモモの向こうの白い山の名。南アの山はしばしば名前が出てきてほぼ覚えられましたが、中アはほとんどわかりません。
 お陰様で大分わかるようになると思います。

 赤梛岳(あかなぎだけ)の「なぎ」は「梛」か「椰」かと、以前もたしか柏雀さんが問題にされていたと思いますが、改めて確かめたらこんな記事がありました。
「YamaReco」 というサイトで見た記事です。地図は拡大しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamai...

 ――(2014/12記載)各種地図や文書で「梛」と「椰」の字の混在がみられましたが、下記の経過により「梛」に修正いたしました。
国土地理院問合せ窓口にメールした回答がきました。(以下要約)「地図の表記は関係自治体からの公文書に基づいている。最新の情報は国土地理院ホームページの地理院地図で確認できる。現在発行の5万図(平成元年)は「椰」だが、更新の予定がないのでそのままになっている。」
頂上の表示板(飯島町の物なのに)や、地域の観光案内パンフレットに「椰」が使われているので、機会をみて指摘したいと思っています。    yama-take
(2016/5記載)2016版昭文社地図では「梛」に直していただけました。 yama-take――

 Gemini への質問の回答は以下のとおりです。

中央アルプスの赤梛岳の表記についてですね。「なぎ」の字は「梛」と「椰」の両方の表記が見られますが、国土地理院の地図では「梛」の字が使われています。

国土地理院の地図が公的な情報としては最も信頼性が高いと考えられますので、「赤梛岳」と表記するのが基本的には正しいと言えるでしょう。

ただし、「椰」の字も一部で使用されている例があるようです。これは、以下のような理由が考えられます。

字の類似性: 「梛」と「椰」の字形が似ているため、誤って表記された、あるいは混同された可能性。
当て字: 何らかの理由で「椰」の字が当て字として使われた可能性。
古い文献や地図: 古い文献や地図では異なる表記がされていた可能性。
もし「椰」の字が使われている資料をご覧になったのであれば、それはそれで一つの情報として認識しつつも、公的な地図である国土地理院の表記に従うのが良いでしょう。

国土地理院の地図は、以下のサイトで確認できます。

地理院地図: https://maps.gsi.go.jp/
このサイトで「赤梛岳」と検索すれば、正しい表記を確認できます。

IMG
Pass 管理人へのメール
 花ももの彼方の山々  投稿者:柏雀  投稿日:2025年04月30日 (水) 17時18分 [返信] No.2717

 ちょっと気になっていたので、、、、

 きれいに咲いた花ももの彼方の山々、多分、こうじゃないかと思います。僭越ながらご参考まで。

 左から、越百山、仙涯嶺、南駒ケ岳、赤椰岳、そして空木岳(木が邪魔して見えていませんが)。この写真は、駒ケ根市の中沢地区(天竜川の東側)で撮ったものと思われます。

IMG
Pass 管理人へのメール


Number
Pass
管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板