熊文さんのご投稿で触れていただいた小原聖子さんですが、たまたま小原さんの facebook に、何とも懐かしい昔の映像が紹介されていました。
https://youtu.be/ptift...![](https://1drv.ms/i/c/c6dadec1455e447b/IQTTph63BUf3RYCWBz9kTevZAc7MWrwTo1ouZfcD1gau2b0?width=1024)
スペイン留学を終えて帰国し、NHK教育テレビ「ギターをひこう」の講師を務めていたころの映像です。
講師だった期間は、1978年と1980年ということなので、年齢は35~37歳でもっとも油の乗り切った時代だったでしょう。
ゲストに恩師ナルシソ・イェペスを迎えた貴重な映像で、彼女の映像をいろいろ見てきた木器にとっても得がたい動画です。
動画はイェペスが主役ですが、最初に恩師を紹介する彼女の姿がチラリと出てきます。
映画『禁じられた遊び』の音楽をギターだけで支えたイェペスの10弦ギターの演奏が見られます。
映画では、あの有名な「愛のロマンス」のほか、「ヴィゼーのサラバンド、ブーレ」「ラモーのメヌエット」「コストの小練習曲」などが、じつに効果的に使われていました。
YouTube 「禁じられた遊び」イェペス演奏。
https://youtu.be/EWxg4... ついでにやはりイェペスの「アルハンブラ宮殿の思い出」
https://youtu.be/EQGBb... このトレモロが美しく響くためには、ギター演奏の極致をきわめねばならず、木器がかつて挑戦していたときは、トレモロがトレモロにならずシドロモドレモロだったので、これを繰り返し聞かされる家族はたまったものではありません。
ついに遠慮気味にではありますが、いないときにやって、と言われてしまいました。
以来、ギターそのものが挫折したままです。
小原さんに関して、Wikipedia では、こんな風に紹介されていました。
――世界的にみても教える人の少なくなったスペイン伝統奏法を日本に広める活動を行っている。 情熱的な教えで優れた門下生を育て、彼らは東京国際ギターコンクールなどで次々に入賞をさらった。 1975年から東京国際ギターコンクールの審査にかかわり始め、現在は日本ギター連盟副会長としてコンクールを主催している。――