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九子のお薬たじろぎ(^^;掲示板

は〜い、九子です。って言ってもホームページ読んでない人にはわからないよね。

家伝薬雲切目薬・善光寺百草丸の笠原十兵衛薬局HP中「坐禅とうつ病の話」

に出てくる坐禅とSSRIで幸せになった薬剤師の朝原九子です。

ついに禁断のお薬掲示板を作ってしまいました!

なぜ禁断かですって?それは、九子がもっとも恐れていたものだったからです。

何度も書きたくないけれど、貧乏薬局の役に立たない薬剤師九子は、患者さん=お客さんが来ないのを良いことに、毎日お昼寝三昧(^^;

ほかのお仕事バリバリの優秀な薬剤師さんたちを「凄いなあ」と指をくわえて見つめているしかなかったのです。

こんな九子にお薬の質問に答える資格などない!

でも、やはり心のどこかに期するものがあったのでございましょう。柄にもなく「九子のお薬にわか(^^;塾」と「九子の遅咲きトピックス」を立ち上げてしまいました所、

Q&Aコーナーのご要望がございまして、恥ずかしながら今回掲示板開設の運びとあいなりました。

こんな九子ですが、もし他の薬剤師さんよりわかることがあるとすれば、

自分が体験した分、うつ病の辛さかな?

そのせいかこの頃うつ病の方々からの質問も頂きますが、

ネットに流れている薬の情報はかなり怪しいものがあると思います。

私は知識がない分、調べる手立てはありますし、

幸い時間もたっぷりありますので、出来る限りお調べしてからお答え差しあげるつもりです。

★書き込み頂いても気が付かずに大変失礼する事が多く、お休みする事を考えていた掲示板ですが、書き込みがあるとお知らせが来るという機能に期待して再開してみました。それでも念のため、二日三日お返事が来ない場合はメールを頂けましたら幸いです。メールはお答えにある小さい青封筒をクリックしてください。m(_ _)mホームページへ戻る

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アスピリンの投与量について
とおりすがりのものです。 (53)投稿日:2002年09月07日 (土) 00時09分 返信ボタン

突然の書き込み失礼します。ネット上で調べものをしていたら、偶然こちらのページを発見しました。

実際に患者さんに使用されている薬や医療の最前線の場で活躍・貢献されている薬剤師さんの考え方など大変興味深く拝見させていただきました。

HP上での記載でちょっと気になる部分があったのでお聞きしたいと思って書き込みしました。

“にわか塾”のページで
『それを、痛み止めとして飲むときは、アスピリン量として300mgも600mgも飲むわけですよね。いかに血液が流れ易くなるか、つまりは血が止まらなくなり易いか・・・もうおわかりでしょう?』

上記の表現についてです。
僕の読む限りドーズアップするに従い抗血小板作用が増加するととれるのですが・・・。

もしそんなつもりで書いてなければごめんなさい。



アスピリンは、血小板の活性化にともなって発生するアラキドン酸(AA)カスケードのシクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素を阻害することにより、AAからCOX(正確にはCOX−1でしたよね)により合成される強力な血小板凝集作用と血管収縮作用を有するエイコサノイド(プロスタグランジンおよび関連代謝物の総称)であるトロンボキサン A2(TX−A2)の生成を抑制し、血小板凝集抑制作用を発揮する、でいいですよね。

小児用バファリン=バファリン81は1錠中に81mgという、成人には解熱鎮痛作用が発揮できないような、きわめて少量のアスピリンしか含有していませんが、アスピリンのCOX阻害作用はきわめて強力であり、このような少量でもTXA2合成をほぼ100%阻害することができるため、抗血小板薬として用いられています。


でも、投与量が多くなるとトロンボキサンA2の他にプロスタサイクリンの合成も抑制されて効果が減弱するのではないかと思うのですが、つまり抗血小板作用が低下する・・・、と。いわゆるアスピリンジレンマという現象です。

このアスピリンジレンマという事実があるにもかかわらず、アスピリンが血栓防止の目的に使われているのは、COXが血小板と血管内皮細胞に示す作用の差異によるといわれています。つまり、同じ酵素でありながら、血小板のCOXの方が、血管壁のCOXよりも約250倍もアセチル化の反応速度が大きいといわれています。従って、アスピリンの使用量を比較的少なく適切に用いれば、敏感な血小板のCOXを選択的に阻止して、TX−A2のみを抑制し、反応の鈍感な血管壁には量が少ないので影響しないと考えられています。
また血小板は核がないので反応は非可逆的ですが、血管内皮細胞は核があるのでmRNAによりCOXの生産が早く回復するので、アスピリンジレンマの解消には少量がよいとされているんだと思います。

このような理由から、最近ではアスピリン投与量を少なくして抗血小板作用を期待するということではないでしょうか。


ちょっと気になりましたので・・・。

細かいようですがせっかく患者さんのために有益な情報を提供されているようなので、あえてご指摘させていただきました。

これからも患者さんのためにますますご活躍されるよう心よりお祈りしています。


□ご指摘心より感謝申し上げます。/九子 (55)投稿日 : 2002年09月08日 (日) 19時52分

どなたかは存じませんが、偶然とはいえにうちのホームページが(掲示板でしょうか?)素晴らしい方の目止ったものだと驚いております。多分専門のお立場から、大変詳しい説明をしていただき、本当に有難うございました。
ご指摘の通り、私はアスピリンの抗血小板作用を、用量に比例して多くなるのだとばかり思い、ああいう表現を致しました。誠に不勉強で、申し訳ありませんでした。
以前の書きこみの部分は、早々に訂正し、貴方の専門的なご指摘をもう少しやわらかにした表現で書き直させて頂きます。本当に有難うございました。
掲示板の最初にもありますが。当薬局の薬剤師九子は、薬剤師としては大変心もとないため、自分の勉強も兼ねてこの掲示板を作っております。これからも、なにか気になる部分がございましたら、どんどんご指摘頂けましたら嬉しいです。

□本日「九子のお薬にわか(^^;塾」の内容を訂正しました。/九子 (57)投稿日 : 2002年09月10日 (火) 21時35分

こちらを御覧下さい。
訂正の内容間違い無いでしょうか?
これからも、よろしくお願い申し上げます。



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