【広告】楽天市場から2025年大感謝祭12月19日から開催エントリーお忘れ無く

健康教育掲示板

何か記念に書いてください!

ホームページへ戻る

名前
Eメール
題名
内容
URL
アイコン アイコンURL
削除キー 項目の保存

ぐんと成長した「書き言葉」
森のくまさん (1494)投稿日:2004年12月19日 (日) 15時05分 返信ボタン

この学習の一番最初に、子ども達に 「成長ってなんだろう?」とたずねたら「サンタクロースを信じなくなること」・・などという意見が出ていました。ひと月の学習を経て、 あらためて「成長ってなんだろう?」とたずねてみました。さて、学習前とどう変化したでしょうか?

「ピンときました!」 (I)
私が思ったことは、やっぱり人間は「心のつえ」がないと成長できないんだなあとあらためて思いました。今日Sさんが言った「仲間で分かり合う喜び」という言葉にピンときました。これは、とてもいい言葉だしとても感情のこもった言葉だなあと思いました。私の思った成長は、心のつえと、仲間で分かり合う喜びだときょうあらためて思いました。

「自分の思う成長は?」  (N)
一番最初に「成長って何?」って聞いた時には、体重がふえる、身長がのびるとか・・それは、私が思うには、成長だけど、大きくなるっていう事なんじゃあないかなあと。あんまりかわらないんですけどね。『大きくなる』ということは、身長がのびる、体重がふえるなど、年を重ねていく上でのことだと思うんです。それに対して『成長』は、いろんな人にやさしくなれる、なかまとわかちあうなど、心の成長の事だと思うんです。
最後に私の思う成長は、何かにちょうせんする時も、悲しい時もいつも仲間といっしょになってがんばる。これが私の思う成長だと思います。

「最初のころとはちがう」  (M)
最初は、車が乗れるだの、わさびが食べれるだのそういうようちなことだけでした。でも、今終わってみると、大人になったようでした。ついさっき、みんなで言い合いました。「成長とは、みんなで喜びをわかちあえる。」「感情が育つ」などがでました。その他、私は、「ゆめ、きぼう、そして、命の大切さ」をあらためて知りました。これからは、命の大切さをわかりながら成長するのかもしれません。もしかしたら、命の番人がいるかもしれません。命をねらうてきも・・

「のりこえること」  (O)
小さいころは何ものりこえる時がなかった。でも、今では、いろいろなかべを目の前にしている。それをのりこえる。それが成長だと思います。友だちがいないとのりこえられない時もある。今は、大人への第一歩をふみ出すことになる。

この授業の時、かんホルの時に同じ学年だったS先生が、久しぶりに授業を見にこられていました。後半、子ども達の作文を聞き、書き言葉の成長ぶりにとても驚いてくださいました。私も10才の子どもたちがここまで考えるのかと改めて感じ入りました。

□成長を確かめられたね/ヤマユリ (1496)投稿日 : 2004年12月19日 (日) 19時27分

みんなで自己肯定感を育むというねらいもみごとに達成できたね。自分やクラスのみんなの成長をしっかりと自分の言葉でこれだけ表現できるなんて田中昌人さんもびっくりではないでしょうか。
自分の成長は自分だけの力じゃなくて仲間があってこそというのもしっかりとらえてるんですね。すごい!
発達の壁までも子ども自身が意識できるんだとわかったのもすごい驚きです。

水俣病は終わっていない
ヤマユリ (1493)投稿日:2004年12月18日 (土) 08時50分 返信ボタン

子どもたちは「ちっとしんどかった」けれど何とか水俣病の全体をふんわりと理解するところまでこぎつけたようです。
親御さんに話すと「難しいこと勉強しているのですね。こちらが教えてもらわなければ。」「こんな親には教えられないことを教えてもらってありがとうございます。」のような反応が返ってきました。子ども達の方が少し物知りになったので家の人に伝えるということで「親子のもやいなおし」が少しできるかなという段階です。
今頃話しているかなと期待しながらこれから大事にしたいことをまとめておきます。

@先日NHKで関西訴訟後の動きが放映されていました。最高裁で国の責任が認められたのに患者をまだ認定しないという国側の姿勢には腹がたちました。このテレビを見ていた子が話してくれました。「むずかしかった。メモをとろうと思ったんだけど。」と。私が解説するとお母さんもそう言ってたわと。子どもたちの感想の中に「今裁判はどうなってるのか?」がありました。認定されない患者のことを話そうと思います。

A公害は輸出されている。
原田正純著「金と水銀」には水俣病に少しでも関連があれば日本各地や世界にも出かけて汚染の実態を調査してこられた事実が書かれています。その本で自分の父の会社(レーヨンを製造)の二硫化炭素中毒を知り、調べるとすごい事実がわかりました。この私にとっては身近な事実を少し写真を撮ってきたりや父への取材などをもとに話したいと思います。このレーヨン工場の機械は韓国に輸出されてそこで大問題になり工場は閉鎖。その機械が今度は中国に売られています。四大公害を調べたグループがあり、O君との授業の中でも世界ではどうなのかを質問して答えてもらっていました。それをまだ追求していて「世界でまだ水俣病は起こってるの?」「日本の水俣病とどう違うの?」と書いている子がいたので、「金と水銀」の中から具体的な事例を話したいと思います。

B食の安全と食のグローバル化
水俣病患者が魚貝類をたくさん食べていたことから「魚たべへんかったらいいやん。」と言う子がいます。栄養士の先生に栄養のバランスが大事という授業をしてもらいましたが、特に魚はきらいだし食べなくても・・・という子も。
食べ物が安全かどうかを言い出したらきりがないほどですが、食の安全についての学習も必要かなと思いました。
それと同時に、食料の半分以上を輸入するようになった結果どういう問題が起こっているのかも世界に目を向けて考えさせたいなと思っています。「悪魔の鍋」というドイツの評論家が食のグローバル化からおこる事実を実名も入れて書いた本を読みましたが、例えばヨーロッパでの牛乳に大量のダイオキシンが含まれて大問題になった事件をたどると酪農家が使った新しく開発された牛の配合飼料でした。それに含まれていたオレンジの皮から作った添加物にダイオキシンが含まれていた。そのオレンジの皮になぜ含まれていたか・・・たどっていくと世界中をかけめぐり、びっくりするような事実がわかります。
 それから経済力の貧しい国々で起こる問題も大事と思います。日本向けの輸出作物を作る為に貧しい農村の破壊がおこっていること。有機野菜といっしょに送られる資料に世界を回って取材している伊藤みか子さんの講演録「買いあさる日本人と作らされ続ける南の農民」がありました。例えばトンガのカボチャ作り。「日本ではカボチャが主食ですか?」と聞かれたという。トンガの主食であるタロイモの畑をカボチャ作りに変える。商社の規格が厳しくて形の悪いのは売れないが、トンガの人は食べない。規格を揃える為には農薬や化学肥料を大量に使う。しかも危険性が知らされていないので素手で混ぜたり、その同じ容器を生活の飲み水の運搬にもつかっている。タイのタマネギ栽培やエビ養殖と具体的な事実を読むにつれ、私達の食べ物が南の人々の健康と生活命を脅かしているという事実も知っておくべきではないかと思った。

教えたいことばかりが先行してはいけませんが、原田さんが「水俣からはじまって水俣に帰るのです。」と言われるように最後にまた水俣あるいは身近な生活に帰って考えられたらと思います。


□原田さんってすごい人/森のくまさん (1495)投稿日 : 2004年12月19日 (日) 16時11分

著書はまだ、読んでないのですが原田さんってすごい人なんですね。水俣病に少しでも関連があれば日本各地や世界にも出かけていくなんて。汚染実態を調査した原田さんの言葉「水俣からはじまって水俣に帰るのです。」がいっそう意味深い言葉に思えてきます。水俣という入り口(どこでもドア)から入っていくと、大きなグローバルな問題(世界の構造)が見えてきて、グローバルな問題が見えてくると、自分の問題としても考えられるようになり、身近な問題としてとらえられるってことですね。このあたりの教材化なかなかエネルギーが入りますよね。

□4年生水俣実践 成果と課題メモ/バラさん (1497)投稿日 : 2004年12月19日 (日) 23時58分

1.こういう学習は知性だけでなく、感性を問われるので、受験知だけでよい答を出すことはできない。またこの期の子どもは、本質的に現実主義者なんて一人もいないので、みんな優れた感性を持っている。引き出してあげれるかは別にして。
みんなが正しく学ぶ。性教育に限らず、変なバイアスがかかっていないという、当たり前のことだが、そのことを確認できた。
2.水俣の出来事や判決が、子どもたちの今の生活の必要と、あるいは子どもたちの未来(それは必然的に環境問題や民主主義の問題だけど)とどうつながっているのか。答の半ばまですでに来ているが、牧野さんの言う「告発型」に終わらないための、「子どもの必要」の在処は、この実践のどこにあるのか。
見通しがあればオープンエンドでもよいと思うが。例えば、4年ですでにエネルギーをやっているし、水俣をやって5年で「かんホル」、6年でエイズ、これらはみんな共通のテーマを追究させているとも思えるし。
3.エイズ実践の小4版というか、実践の質や構造が、国内・公害ヴァージョンで、生きており、実践のコアをつくっています。

□5年生なんですが・・・/ヤマユリ (1498)投稿日 : 2004年12月20日 (月) 01時04分

とても丁寧な分析ありがとうございました。
特にご指摘の2のところは私もずっと悩んでいます。この学習が子どもたちにどんな意味があったのか?と。
見かけは中学年のノリのいい子どもたちですが、ちょっと思春期に入ってきたなあと感じる5年生です。

/バラさん (1500)投稿日 : 2004年12月20日 (月) 20時43分

4年生はくまさんところでしたね。失礼。

にらめっこで笑うよりも・・
森のくまさん (1491)投稿日:2004年12月17日 (金) 20時50分 返信ボタン

家の方の感想が後からも届き、20人ほどの感想が集まってきました。改めてこの学習を伝えた子どもの論文集の威力を感じています。その一人一人の生論文を個人懇談にも持ち出して、家の方といっしょに味わっています。

23「成長って何だろ?」  S
私は 「成長って何だろ?」の勉強が大好き!とくに自分の小さいころのエピソードを読むとみんなが笑ってくれる。私は、外で遊んで笑う、にらめっこで笑うよりも、こうゆうみんなの笑顔が一番好き。あとその時にいっぱいしつもんしてくれると、とくにむねからあふれだしそうなくらい好き。だから、ほかの人のエピソード゙だって、自分のエピソードを聞いているように聞いてあげてしつもんをしてあげる。自分も友だちにそういうことをされたいから、自分からすすんでこういうことをする。そしたらじきにパアア〜とみんなの笑顔がみられる。ほかの人のエピソードでみんなが笑っても、とっても幸せな気持ちになる。「アイスとかジュースを買ってもらった。」「ゲームとか新しいぼうしを買ってもらった。」より、みんなの笑っている顔。「生きててよかったなあ。」って実感できる。

34「一番幸せな組」  U
11月から 「成長って何だろ?」をはじめてもう一ヶ月ぐらいたちました。でも、もう一ヶ月たったとは、思えません。0才〜10才までの話の時Sさん、Kさん、Aさんがすごくきょうりょくして、すごいなあとおもいました。番外へんでは、今じゃそんなことはおこらないことばかりでした。その中で一番いんしょうに残っているのがNさんのだいだい2世にわたって人形がうけつがれていうのは、かんどうてきでした。Nさんも子どもにわたすのかなあ。身長・体重でM先生、H先生が来て下さってみんなの質問にこたえてくれて、いい人だなあと思いました。1年生の教室へ行ったとき、全部ひらがなかなあと思ったんですが、「山」とか「川」などのかんたんな漢字は書いてありました。今日やった心の変化、脳の勉強で頭の見方が変わりました。うたないように注意していかないと。この勉強で、いろんなもの、ことの見方がかわってきました。本当に4年2組でよかったと思います。この勉強で私たちもせいいっぱいがんばりましたが、一番苦労したのは、くま先生だと思います。くま先生、ありがとうございました。この組は一番幸せな組です。この勉強「成長って何だろ?」をまたできるのであれば、やりたいです。

今日は、34のUさんのお母さんとの懇談があり、「Uさんの『一番幸せな組』の作品は仲間と分かり合えることが喜びになってきたという成長ぶりがみられる。」と言ってあげることができました。この話を聞いたお母さんは、ふか〜くうなずいて、「わたしなんかよりすごいですね。」と一言。本当に幸せそうな表情をされました。23のSさんの家の方とはまだ懇談がありませんが、友だちと分かり合うことの喜びを知ったうれしさを、とってもわかりやすく、しかもかわいく表現しています。どちらもこの学習をとおしての成長ぶりがよくわかる作品だなとも思えます。
それから、卒業論文で終わるつもりでしたが、明日「改めて成長ってなんだろう?」について子ども達に問おうと思っています。今日の懇談のために一人一人の卒業論文の生作文を順番に並べていたら、何人かの子がよってきて、「あっこの作文、もっかい書きたいわ〜後から、色々浮かんでくるから。」というようなことを言っていました。「へ〜じゃあ明日書いてもらおうかなあ。どうせ、金曜日は週に一度の作文の時間やし。」「え〜で〜。」という具合でした。作文を書く前に少しだけ討論もさせてみたいと思います。その後に一人一人、自分の考える成長とは?の作文を書いてもらおうかと思っています。まあ無理をしない程度にあす子どもの討論を楽しんでみたいと思います。



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場から2025年大感謝祭12月19日から開催エントリーお忘れ無く
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板