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にらめっこで笑うよりも・・ |
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森のくまさん
(1491)投稿日:2004年12月17日 (金) 20時50分
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家の方の感想が後からも届き、20人ほどの感想が集まってきました。改めてこの学習を伝えた子どもの論文集の威力を感じています。その一人一人の生論文を個人懇談にも持ち出して、家の方といっしょに味わっています。
23「成長って何だろ?」 S 私は 「成長って何だろ?」の勉強が大好き!とくに自分の小さいころのエピソードを読むとみんなが笑ってくれる。私は、外で遊んで笑う、にらめっこで笑うよりも、こうゆうみんなの笑顔が一番好き。あとその時にいっぱいしつもんしてくれると、とくにむねからあふれだしそうなくらい好き。だから、ほかの人のエピソード゙だって、自分のエピソードを聞いているように聞いてあげてしつもんをしてあげる。自分も友だちにそういうことをされたいから、自分からすすんでこういうことをする。そしたらじきにパアア〜とみんなの笑顔がみられる。ほかの人のエピソードでみんなが笑っても、とっても幸せな気持ちになる。「アイスとかジュースを買ってもらった。」「ゲームとか新しいぼうしを買ってもらった。」より、みんなの笑っている顔。「生きててよかったなあ。」って実感できる。
34「一番幸せな組」 U 11月から 「成長って何だろ?」をはじめてもう一ヶ月ぐらいたちました。でも、もう一ヶ月たったとは、思えません。0才〜10才までの話の時Sさん、Kさん、Aさんがすごくきょうりょくして、すごいなあとおもいました。番外へんでは、今じゃそんなことはおこらないことばかりでした。その中で一番いんしょうに残っているのがNさんのだいだい2世にわたって人形がうけつがれていうのは、かんどうてきでした。Nさんも子どもにわたすのかなあ。身長・体重でM先生、H先生が来て下さってみんなの質問にこたえてくれて、いい人だなあと思いました。1年生の教室へ行ったとき、全部ひらがなかなあと思ったんですが、「山」とか「川」などのかんたんな漢字は書いてありました。今日やった心の変化、脳の勉強で頭の見方が変わりました。うたないように注意していかないと。この勉強で、いろんなもの、ことの見方がかわってきました。本当に4年2組でよかったと思います。この勉強で私たちもせいいっぱいがんばりましたが、一番苦労したのは、くま先生だと思います。くま先生、ありがとうございました。この組は一番幸せな組です。この勉強「成長って何だろ?」をまたできるのであれば、やりたいです。 今日は、34のUさんのお母さんとの懇談があり、「Uさんの『一番幸せな組』の作品は仲間と分かり合えることが喜びになってきたという成長ぶりがみられる。」と言ってあげることができました。この話を聞いたお母さんは、ふか〜くうなずいて、「わたしなんかよりすごいですね。」と一言。本当に幸せそうな表情をされました。23のSさんの家の方とはまだ懇談がありませんが、友だちと分かり合うことの喜びを知ったうれしさを、とってもわかりやすく、しかもかわいく表現しています。どちらもこの学習をとおしての成長ぶりがよくわかる作品だなとも思えます。 それから、卒業論文で終わるつもりでしたが、明日「改めて成長ってなんだろう?」について子ども達に問おうと思っています。今日の懇談のために一人一人の卒業論文の生作文を順番に並べていたら、何人かの子がよってきて、「あっこの作文、もっかい書きたいわ〜後から、色々浮かんでくるから。」というようなことを言っていました。「へ〜じゃあ明日書いてもらおうかなあ。どうせ、金曜日は週に一度の作文の時間やし。」「え〜で〜。」という具合でした。作文を書く前に少しだけ討論もさせてみたいと思います。その後に一人一人、自分の考える成長とは?の作文を書いてもらおうかと思っています。まあ無理をしない程度にあす子どもの討論を楽しんでみたいと思います。
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