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禁煙教育のお手軽コースはどうでしょう? |
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ヤマユリ
(1755)投稿日:2006年03月10日 (金) 20時56分
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昨日、薬物の授業をして一応「タバコ・薬物」の授業は終えました。全部でたった4時間です。(今日のまとめのテストも入れても5時間です。)禁煙教育というと道徳的でいやだなというイメージがあったのですが、タバコのことを学ぶうちに社会の構図が見えてくるおもしろさがあります。子どもたちもとても関心が高くてよく聞いてくれるので高学年にオススメです。卒業前にもぴったりでした。これからこんなことに誘われて人生を狂わせて欲しくないから聞いてねというメッセージがすんなりと入るからです。
卒業式の練習で疲れてだら〜っと教室ではねを伸ばしている状態の中での授業ですが、薬物などは教えてる私だって怖い内容だから子どもたちにも刺激的でした。 「スピード」(覚せい剤)「アンパン」(シンナー)「コーク」「スノウ」(コカイン)など子どもたちを誘惑しやすい呼び名をあげてこれは何だと思う?と問いかけることから入りました。 知っている子は「ヤク?」と聞いていました。ちょうど一月前ぐらいに学校に送られてきた保護者向けに作られたカラーのパンフレット「麻薬・覚せい剤乱用防止センター」発行の『薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」』を使いました。 驚いたのが、MDMAという錠剤型合成麻薬です。きれいな色でやかわいい型抜きがされていて気軽に飲んでしまいそうな薬ですがこれが恐ろしい・・・しかも2003年からの押収量が急増してました。 パンフレットから、罪の重さや取り締まり、子どもが誘われた事例を読み、自分ならどうやって断るか考えました。「良い気持ちになれるよ〜」の誘いには「今すご〜く楽しいから必要ない!」とケラケラ大声で笑って答える子どもたちが最高でした。学校が子どもたちにとって楽しい場所なら薬物の落とし穴にはまることはないのだろうなと思いました。
■感想 ・こんなに簡単に覚せい剤が手に入る世の中も世の中だ!いい断り方を知りたい。 ・一回だけでもいろんな症状が表れる。今日勉強したことを覚えておいて誘われても断る勇気を持とう! ・薬物はほんまに手出したくない!こわいもん!ほんまにイヤや!歯だけはぼろぼろになりたくない。 ・あのタバコの箱(私が家からマイルドセブンの空き箱を持っていった)は警告の字は大きいがやはウソをついている。 ■疑問 多くの子が、麻薬などはどうやって作ってどうやって出回っていくのかと書いていた。だれでも手にはいるのか?なんで売るのか?
☆そして今日は、「保健の評価があるから保健のテストするよ。」と強制的にテストと称するまとめの作文(キーワードをあげてそれを入れてまとめさせた)とタバコや薬物をやめさせるポスターのアイディアを書かせました。 もちろん学習ノートやパンフレットも見ながら学んだことのまとめをしたようなものでした。すばらしいデザインのポスターもあるのでびっくりしました。 宿題として家の人や友達との「えんぴつ対談」も出しました。
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