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社会見学 |
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コンちゃん
(1746)投稿日:2006年02月24日 (金) 22時12分
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ちょっと開けてないとすごい進んでてびっくり。ヤマユリさんの懇談すごいですね。くまさんとこの感想も4学期がほしいというお母さん。様々な1年の集大成という感じがします。しかし、授業がうまくいってても見える子どもは日々一様でなく、一喜一憂の私です。 今日は朝早くから、バスに乗り、マヨネーズ工場と、朝日新聞社へ行きました。みんなよく聞いてメモもたくさんしてました。環境ホルモンの学習からは特に人の意見や私の言ったことを自主的にメモするする子がふえました。そこで、2人の担任が思わず笑いそうになった出来事。 マヨネーズ工場での子どもの質問 「その容器は何でできているのですか?」 工場の方「ポリエチレンが主で何層かになってます。」 1組からも2組からも「よかったあ。」のすごい反応。「PEは大丈夫だった?」と小雪さんに聞いて安心してる子も。何の学習やと私は思いつつも今、学習している環境ホルモンの説明をして、マヨネーズの黄身意外の部分が無駄にならないよう使われている事について質問しました。白身はケーキの材料として販売している。卵殻はチョーク、肥料、スナック菓子などのカルシューム強化、卵膜は化粧品などに使われるようですが、そのリサイクル的な作業で損はしないのかと聞きました。本当はリサイクルの精神とかそれをする事になった経緯を聞きたかったのですがうまく聞けませんでした。販売しているので損はないという事でした。今度からは子どもの勉強になるようにとっさの時でもこういう企業の人達にいろいろつっこんでいけるようになりたいと思いました。 みんながほしいと思っていたキューピー人形をもらいました。もらってすぐ小声で「塩ビや」と表示を見て何人も重大事のごとくつぶやいていて苦笑。朝日新聞社でもらったクレヨン型の消しゴムも「塩ビ消しゴム・口に入れないように」と記入してあって小雪さんとこの子がすかさず「塩ビやー」と叫んでいて帰ってから「2クラスの反応が同じ所で出るのがおかしいね。」と思っていた以上に環境ホルモンに反応している子どもに学習の成果を確信した2人でした。どちらの見学も内容的によかったです。
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□科学と生活の結合/バラさん
(1747)投稿日 : 2006年02月24日 (金) 23時11分
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学ぶ意味を発見すると学ぶ姿勢も、現実を見る注意力も、何から何まで変わりますね。ライブ・ネタの生きた学びの見本のようなエピソードです。教師も「とっさの時でもこういう企業の人達にいろいろつっこんでいけるようになりたい」という思いを強くします。大切なことです。事実をつくったり、変えたりする実際の力は企業や国や大学・研究機関がもっています。生の現場を見、当事者の声を聞き、外形ではなく内実まで読みとってくることは立派な取材です。子どもたちも、Think Globallyの学びをして臨んでいることで、パッケージされた社会見学からも、一種のフィールドワークというべきAct Locallyの学びをしています。yamayuriさんの「バス代がただの遠足」もそうでしたが、参観・懇談・学習発表会とはまた違う、イベントと結合した大切な展開例ですね。これを参考に、どこでもドア健康教育実践の大きな枠組みをつくっていきましょう。 |