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ライブ・ネタUは「米国牛」 |
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ヤマユリ
(1686)投稿日:2006年01月28日 (土) 00時55分
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今日は、昨日のホリエモンの感想を紹介したあと「アメリカ牛と憲法」を取り上げました。 昨日のホリエモンの裏の記事でした。これも身近で子どもたちの大好きな牛肉のことだから盛り上がりました。 記事を理解する為に、米国牛の輸入が禁止されてから輸入が再開されるまでの簡単な年表を用意しました。 「『狂牛病』とか『BSE』という言葉は良く聞くけど何?」を正式名称「牛海綿状脳症」で説明すると、「水俣病みたい!」と去年担任していた子が気づいて言いました。「海綿状」というのを覚えていたのです。有機水銀中毒で亡くなった女の子の脳を解剖したらスポンジの様になっていたという話を思い出したのです。「そんなん、人間に感染したら大変やん。」「鳥インフルエンザもそうなん?」日本でも感染した牛が見つかっているけど、全部焼却処分されていること。でも日本では全頭検査をしているのにアメリカでは1%しか検査していないこと。危険部位除去で米国でも1036件の違反があったことなどを話していると、子どもがとってもいいことを言ったのです。感動しました。 「アメリカの人は牛肉食べてて大丈夫なん?」と言ったのです。 これは私も全然考えていませんでした。アメリカの国民を心配できる感性がすばらしいなと思いました。 「アメリカ人へのBSEの感染の情報がないことなどを考えたら、国内で食べる牛と輸出する牛は違うのかもしれないなあ、私の推測だけど。」と言うと「そんなん、ひどい〜」と声があがりました。 「だから政府はどうした?」と記事に戻って、「輸入をストップした。」「小泉首相は国会で責任を問われているけどどうして?」と 憲法につなげました。 25条の生存権を板書して、国民の権利と国の義務を話し、国は国民の健康や文化的な生活を守らないといけないから責任を問われているのですと説明しました。憲法については全然ぴんとこなかったようだけれど、何かの時に思い出してくれたらと思っています。
■感想 ・輸入とかっていろいろ問題があると思った。 ・アメリカ人ずるい。 ・アメリカは日本に輸出したかったらちゃんと検査すれば良いと思う。 ・アメリカは日本をなめてると思う。 ・米国がたのんだってぜったいに無理。 ・米国がはやくすべての牛を見ればいいのに。 ・なぜアメリカ産牛肉をなぜ被害を受けるのに停止しないのか! ・アメリカ牛の輸入はやめた方がいいと思う。
★ほかにもいろんな記事を持ってきてくれるのでおもしろいです。 憲法につなげるのが難しいのがほとんどですが・・・ 「だいち」の打ち上げとか「アメリカンエキスプレスで22億円の買い物をしたらそのポイントで宇宙旅行に行ける」(ぜったい無理って書いていました。)「スーパーのレジ袋の有料化」「ランドセルの人気ランキング」とか
アメリカのいいなりにならざるを得ないわけにまでは迫れませんが、どうすればいいかのヒントは教科書や副読本として使っている資料集にとてもいいことが書いてあります。それを使えるということは憲法がちゃんと生きていて、教育に根付いているいるからなんだなと思いました。
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