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楽しかった畑の取材 |
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ヤマユリ
(1591)投稿日:2005年03月08日 (火) 21時30分
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くまさんのところもS先生の畑で盛りあがったし、どうかなと期待半分、農薬のことが子どもたちには最大の関心事だったのでちょっと心配しながら放課後5人のレポーターとクラスの子のおじいちゃんの畑を訪ねました。クラスで出た質問をもとにテレビ風にレポーターがおじいちゃんにインタビューしているところをまずビデオにとり、畑の野菜をいろいろ見て回ってあれこれ聞きました。
広い畑でした。今はほうれん草をたくさん作っておられました。収穫して出荷もしておられます。 そのほか水菜、きくな(ビニールハウスで)キャベツ、ねぎ、ソラマメ、エンドウ豆、しろ菜、を作っておられました。ほうれん草は時期をずらして植えてありました。 気になる農薬ですが、9月〜4月までは全然使わないそうです。春・夏の間もほんの少しだけ、2000倍ぐらいに薄めてすぐに揮発する種類のを使うそうです。 土作りも有機肥料を使っていて化学肥料は使わないそうです。どんな肥料かと聞くとわらを腐らせたものや油かすを使うそうです。みかんの皮も埋めてありました。「みみず、ぎょうさんおる?」の子どもの質問には「たくさんおるよ。」と答えてもらい「ミミズおる土の方がいい土やねんで。」と子どももよく知っている子が言っていました。 植えてある野菜がどれもみんな太くて大きくて色も鮮やかで見るからにえいようたっぷりでおいしそうなので、私も何度も「わあーすごい。おいしそう!葉が大きい!」と言いました。例えば、シロナはキャベツかなと思ったほど葉が分厚くて大きいのです。いい土を作っておられるからだなあと思いました。W君のお母さんに「スーパーの野菜と全然違いますね。」と言うと「店で買わないから、わからないんです。この畑の野菜しか食べてないのです。」とおっしゃってたのでいいなあと思いました。 今困るのは小鳥が食べにくることで、網をかぶせたり大きなかごをかぶせたりして守ってありました。かかしもたくさんつるしてありました。 「農業って収入が安定しないのとちがうのですか?」なんて鋭いことを子どもが聞くので驚いておられました。けっこう一年中作って出荷しているので一定だよと答えてもらいました。(そんなに多くはないよとも) 広い畑でいろいろな野菜を見つけて子どもたちはとても喜んでいました。73才のおじいちゃんがとてもお元気そうでこんなにたくさんの野菜を育てておられるのにも感心していました。なによりも農薬を使っていないから虫が食べているところもあったりしているのを見て「虫がちょっと食べるぐらいの方がいいんやで。」「種が出来たらほしいなあ。」と安心してうれしそうでした。
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□S先生効果/森のくまさん
(1592)投稿日 : 2005年03月08日 (火) 22時15分
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S先生の畑に続いて、地域の畑訪問いいですね。うちも「S先生に手紙を書きたい」とか、「S先生に教室へきてもらって話をもっと聞きたい」・・なんてかわいい子どもたちです。それから、職場の音楽の先生のお父さんが岡山県で無農薬野菜を作っておられることがわかりました。肥料はみかんの皮を天日干しにしたものや、ふろをまきで炊いているので、そこから出る灰や、台所の生ゴミなどだそうです。キャベツなんかとっても甘くて、すてるところがほとんどないとか・・切り口も透き通っていたりとか・・お父さんの作る野菜の話をたくさんしてくださいました。子どもたちにもぜひ聞かせてほしいとたのみました。栄養士さんからも、給食で使っている野菜の話も聞きたいものです。『OOちゃんとこのおじいちゃんの野菜』「OO先生のお父さんの野菜』など顔でつながる関係の学習が子どもたちにはいいようですね。 |