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自由貿易とは |
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ヤマユリ
(1526)投稿日:2005年01月18日 (火) 20時53分
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エビクイズおもしろいですね。エビなのにバナナ?が一番おもしろかったです。エビもバナナも贅沢品で食べられなかった私です。バナナが安くなったころには子どもがいましたが、農薬が心配なので輸入果物は一切買わずでした。バナナは生協のバナナだけ買ってますが、エビは我が家ではまだまだごちそうというイメージです。 「エビと日本人」を読むと「エビも食べていいのだろうか?」と複雑な気持ちになります。 いつも有機野菜と一緒に届く食品と暮らしの安全基金(JOF)の機関誌1月号に「槌田敦教授インタビュー! 衝撃!新しい貿易理論 自由な貿易で世界を豊かに」があり、今の課題にぴったりなのでしっかり読みました。「先進国の貿易商による自由貿易で途上国の農業を破壊して農民は都市のスラム住民になり放棄された農地は砂漠化する。今の自由貿易の仕組みでは貿易商が儲けるだけ。「自由貿易」の変更が必要。最適関税で国を豊かにできる。」というような内容です。 ネットで検索して槌田さんの論文を見つけました。「環境保全と経済発展は両立しうるか」という課題を扱った環境経済学の論文「石油文明の次は何か」のV章、「最大の環境破壊は自由貿易による砂漠化」 3-1 砂漠化こそ現代の最大の環境破破 3-2 砂漠化の基本的原因・科学技術による穀物の過剰生産 3-3 砂漠化の原因・穀物の自由貿易 3-4 壊滅した途上国農業 3-5 自由貿易の策略(1),失業の輸出 3-6 自由貿易の策略(2),貧しい国から富を収奪する巧みな機構 3-7 関税は,事業税・所得税と同質の税金 3-8 貧しい国を絞りあげる累積債務
が参考になると思います。http://env01.cool.ne.jp/ss04/ss041/ss041.htm 日本にバナナやエビをたくさん輸出してもその国が豊かにならない仕組みがよくわかります。子どもたちにわかりやすく伝えるには図解入のJOFの機関誌の記事もいいですよ。
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