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地震と共に生まれ、育ち始めた子ども達 |
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森のくまさん
(1521)投稿日:2005年01月14日 (金) 22時48分
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今、新聞の切り抜きや、インターネットを使い、スマトラ沖の地震について調べている。記事は子どもたちが選び、取材プリントにどんどん貼り付け、短い感想も書いている。『今のいま』を目の前の子ども達と共に学習できるのはやっぱりすごいことだと思う。
@地震と共に生まれた子ども達 この子らは、阪神大震災があった10年前に生まれた子ども達。昨年の実践「みんなどこから?」の取材では、誕生前後に阪神大震災に出会い、小さなこの子らの命を守るためにいろんなドラマを聞くことができた。そして、10年後の今、スマトラ沖地震の学習をしていることは、なにか運命的なものを感じる。 ★阪神大震災でもすご〜い力があったのに、そのエネルギーの1400倍もあるなんておそろしや〜死んだ人が多いのはそらそうだなあ。(U) ★ぼくが、生まれて初めてこんな大きな地震をテレビとか新聞で見て、その被害にあった人はかわいそうと思う。
A今のいまをよみとく子ども達 ★命を失った人には申し訳ないが、新聞で調べたりするのは、楽しい。命を失った人はかわいそうだ。(M) ★スマトラ沖大地震のことを調べてたら、新聞のやつを調べるのが楽しい。(T) ★ちょっとの日にちのちがいで、ぎせい者の数がすごく変わってくる。(R) ★スマトラ沖地震のぎせい者が20万人をとっぱしそう。(A) ★日本だったらすぐに津波警報が出るのに、外国ではちがうんだなあ〜(F) ★震源地から、1600キロメートル先でも、津波がおこるってことは、それだけすごい地震だったことがわかる。(N) ★同じ新学期、いやな思いをして土砂が流れ込んだ教室をかたづけてる。いやな思いしてんな〜(S) ★スマトラ沖地震はすごい。地震ー津波ー感染病という三連コンボが一番すごかった。(I) ★とても、ひどい津波だったのに、終わっても、伝染病やら、食料が不足したりかわいそう。何かしてあげたいなあ・・(U) ★津波の安全装置を作ってあげてほしい。(T) ★私は、今とても心配です。もし、日本にも大津波が来てしまったらどうしようって思います。(Z) ★「何とかしてあげたいという気持ちでいっぱい」っていう記事がいいなあと思いました。私も協力できたらなあ。(M) ★日本からスリランカのひさい地調査に行った人が、これからはなぜ、津波がおこるのか?どうしたらにげれるのか?を伝えていく手助けをしなくてはいけないと話していた。(T) ★ひがいにあった国のために、多くの国がきふするんだなあ(H) ★やっぱりボランティアは、すごいな。人々のためにせいいっぱいがんばってるなんて。(M) ★がれきの山と化したピピ島で生活する写真を見てーこんな所で、毎日の生活をくりかえしているなんてびっくり!(I) ★よく三日間もココナッツ一つで生きれたな。私ならすぐ力つきるけどな。(M) ★今は、ぶた肉(イスラム教を信じている人は食べない)も生きるためにたべなきゃあいけなくなったんだな。(A) ★ひなんしている人(写真を見ながら)の気持ちが不安そうにみえる。(Y) ★インドネシアとスリランカの死者がすごく多い。(Y) ★スマトラ沖地震は、マグニチュード8.9の大きな地震で、世界で5番目にでかい地震だったらしい。(A) ★タイ南部では、津波の高さが10,5メートルというのが、ちょ〜びっくり!津波の速度は、秒速6〜8メートル、すごいな〜と思ってしまった。思ってるだけではダメかも。(S)
B知りたがり屋の子ども達 ★どうして、地震は、インドの近くで起きたのか知りたい。(M) ★なんで、こんなにみんながひがいにあうのか知りたい。(S) ★もし、日本にもこんなのが来たら日本はどうなるんですか?それが知りたい。(H) ★もし、大地震が日本にもおこり、大津波がおきたらどうなるの?(M) ★地震を感知する正確な地震探知機はないのか?(T) ★ゾウは、地震のことや、津波のことをなんで知っていたのか?(Y) ★地震と津波、どっちの方がすごいかなあ?(N) ★なんで、急に大津波がおきるの?(T) ★津波のことをもっと知りたい。(T) ★伝染病は何種類?(M) ★この後、どう生活するのか知りたい。(S)
※上の疑問を解決するために、市立図書館へ団体(学年)貸し出し行き、地震関連、アジア関連、食物関連の本をさっそく借りてきました。特に絵本 『地震だ!』は( フランクリン・M・ブランリ/文 リブリオ出版) は子ども達にとてもわかりやすく地震のことを説明しています。
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□義援金はちゃんと届くのだろうか/ヤマユリ
(1522)投稿日 : 2005年01月16日 (日) 11時18分
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私のクラスでも話題になっていました。「松井は5千万円寄付したって。」とか言っていました。インターネットで調べてノートにまとめている子もいました。 でもインドネシアの↓のような状況を考えると、そのお金が本当に必要な人を救えているのだろうか?と心配になります。
昨日の新春シンポジウムとってもよかったですね。新年会では講師の科教協のS先生に「二硫化炭素」のことをたくさん質問して教えてもらいました。「そうやって聞き取った事自体が価値あることやね。現場の労働者は化学反応について長年のカンでやり方をわかってるんだなあ。」とおっしゃっていました。でも製品をつくることについてはプロでも自分にどんな害があるかは無知だったから悲しいと思いました。S先生のとってもやさしい人柄にふれて何でも「フン、フ〜ン」と共感して頂きうれしかったです。次のヴィゴツキーの学習会にも来てくださるので楽しみです。 |
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□鉄腕小4年生の子ども達も協力/森のくまさん
(1537)投稿日 : 2005年01月25日 (火) 22時10分
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金庫に長い間、眠っていたバザー(1学期総合学習のゴミ問題)の時の売り上げ金をスマトラ沖の地震に寄付することができました。4万4000円ほどありました。 |