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『社会的な健康は大丈夫か?』を考える年に! |
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森のくまさん
(1508)投稿日:2005年01月08日 (土) 14時49分
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昨年11月、道路工事のような歯医者さんの治療ミスで、奥歯の髄鞘底(ずいしょうてい)という所に2カ所も穴があいてしまいました。歯が痛いと側頭部まで痛くなるので、学期末はたいへんな思いをしました。治療ミスがあって初めて歯医者さんの問題点をいろいろ考えました。たとえば、@予約を取りながらも、平気で長時間またせる。(歯が痛い患者はとてもイライラする。)A複数の人の同時進行の治療を行う。(たくさんの患者を限られた時間でこなすため儲かるが、あらい治療になる。B詰めてはならない金属をみのがす。(昔につめられていた金属が体に悪い物とわかっていても教えてくれない。)C高い歯を買うようにすすめる。D歯の治療とはあまり関係ない足もみも取り入れ、客の目を引こうとするなどなど・・ 今は、医師会の友だちに紹介してもらって、遠くても安心できる歯医者さんとめぐりあい、難儀な歯がやっと快方にむかい出しました。年があけた今日も久しぶりに、この歯医者さんを訪れました。そして、痛みが治まってきたことをいうと、「お正月も激しく痛み出さないかと、とても心配してたんですよ。よかった。よかった。」と喜んでくれました。とにかく、30分に1人しか患者をとらない歯医者さんですから、まずもうかることはないでしょう。でも、ていねいに治療をすすめ、いろいろ説明してくれたり、励ましてくれたりするので 患者の私もとても安心できます。歯が一段落してほっとしたからいえるのですが、歯のことをひとつとっても、健康を維持するというこはとてもむずかしいことだなあと思いまいました。 話はころっと変わりますが、昨日水俣病の報告を聞いていて、私たち健康Pのめざしているのは社会的な健康なんだなあと思いました。ひとりひとりの身体的な健康や精神的な健康も社会的なつながりの中で考えないと守られない時代になってきてるんですよね。特に水俣病が食物連鎖や、生物濃縮の問題をわかりやすくしてくれた教材だったのでよけいに考えました。私たちは、自分の身体のことにも気をつけながら、もっと『社会的な健康は大丈夫なのか? 』を考えていかなければと 思いました。3学期はインド洋で起きた「大津波(名前からしてやらなければ??)」から入って、食糧問題を少しでもできたらと思っています。子どもはもちろん、学年の先生や、親や、栄養士さんなどと社会的な健康を考え合いたいなと思っています。「成長とは何だろう?」については3月26日(土)の午前(午後はヴィゴツキー)に報告会をもちますのでよろしくお願いします。もうひとがんばりしてまとめてみたいと思います。
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