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未来を守るために
ヤマユリ (1501)投稿日:2004年12月23日 (木) 10時14分 返信ボタン

今までの学習を振り返って「水俣病と自分と未来」をまとめました。水俣病については「プランクトンにとっても水銀は悪いのか?」の質問に答えて生物濃縮をもう一度確認し、「薄まるから大丈夫と思って毒を流すとこんなことになることを分かっていない人が多い。」ということを付け加え、みんなが食物連鎖や生物濃縮を理解できるというのはとても大事なことなんだと言いました。
「水俣病が自分たちとどうつながると思う?」の質問は難しかったようです。「環境をまもらないといけないことがわかった。」「命が大事」などが出ましたが、私がこの前のミニレポートを読んでここをという大事な箇所を読み上げていきました。未来に関することも子どもたちの意見を聞き、レポートから抜き出して確認しました。そしてまだもやい直しが十分出来てなくてちょっと元気をなくされている実子さんのお姉さんに手紙を送ろうと提案しました。
子どもたちがとても感性豊かで、人の気持ちに共感できることがこの子たちのいいところだなあとずっと感じてきたので、「弱者の立場にたって」正しく学べたことが一番大事なんだと子どもたちをほめました。手紙の文章もそう思いました。今日の学習のことはそれほど意識していないようですが「弱い人の立場に立って正しいことを学んでみんなで助け合って命や健康を守っていくこと」を感じてくれたかなと思います。

☆ 実子さんのお姉さんへ
 水俣病を勉強して分かった事は水俣病になった人たちや家族の方たちがみんなで協力し合ってがんばってみんなにわかってもらえた事です。胎児性水俣病にかかった智子さんは「宝子」と言われ大切に大切にされたそうです。そうだったら実子さんも静子さんも「宝子」だと思います。みんな一人一人が「宝子」で大事にされているからです。

☆ 実子さんのお姉さんへ
 私たちは今水俣病を勉強して大人になってとても役にたつと思います。でももし勉強していなかったら実子さんのお姉さんの気持ちもわからないままだろうなと思います。

☆ 実子さんのお姉さん・実子さんへ
 かなしいけどがんばってください。大人になったら水俣病がないようにしたいです。
 
☆ 実子さんと実子さんのお姉さんへ
こんにちは。たいへんですね。わたしのクラスでは水俣病についていろいろ勉強しました。食物連鎖のことや化学記号をやりました。わたしもお姉さんみたいに友だちにきらわれてひとりぼっちでした。お姉さんの気持ちはとてもわかります。でもわたしはおもいきってみんなのところにいったら、しゃべってくれました。わたしはなにをしたらいいのかわからないけど、実子さんのお世話がんばってください。       

☆ 実子さんへ
 健康と命は守らないといけません。これからもがんばってください。  
☆ 実子さんのお姉さんへ
 私は水俣病のことをコワイ病気だと最初は少し思いました。でも、勉強してみたら「ただ、チッソ工場が悪いんだ。」って思いました。未来を守るためには、一人一人がかんしんを持つことだと思っています。                   

☆ 実子さんへ
 ぼくは、水俣病を勉強して思ったことがひとつあります。水俣病にかかった人がかわいそうだなと思います。だから実子さんがんばって生きてください。心から応援しています。

□宝子のこと/バラさん (1502)投稿日 : 2004年12月25日 (土) 00時57分

 31年前の家庭訪問を思い出しています。教師になって2年目、はじめて担任をしました。自閉の、しかし人なつっこいT君―「新聞幅跳び」の実践で198cmを跳び、私に教材研究ということを開眼させてくれた、その子でもあるのですが―のお宅を訪ねたときのことです。お母さんがにこにこした顔で、「この子は福子ですねん」と仰いました。子ども達とは楽しくやっていましたが、まだ家庭を持ったことのない青年教師の分際でしたから、障害児の親と接するときには、何か心改まるもののあった(今もそうですが、今は「何か」がとれています)頃です。全く予想しなかった、障害児を持つ家庭の、意外な姿を初めて知った、今も強く印象に残る言葉です。「この子がいることで、家族みんなが一生懸命働き、一生懸命力を合わせる。この子が家庭に福を授けてくれている」。多分私が思わず尋ねたのだろうと思います。お母さんは要旨上のように語ってくれました。人生というものへの想像力のまだ乏しい青年が、まあ、そんな生き方というものがあるんだということを教わったという感じでした。駆け出し教師の「初めてのお遣い」は、障害児観や人間観にかなりの影響を与えた出会いでした。
 しばらくのちに伊藤隆二さんの本で読んだのではないかと思いますが、「福子」とか「宝子」の呼び名は、古来からの日本での障害児への尊称であることを知りました。宝船に乗ってやってくる七福神はこういう思想・人間観を含意しています。七福神の福禄寿や寿老人などは明らかに水頭症などの障害を指しているとされています。「商売繁盛で笹持って来い」の戎(大阪ではえべっさん)にしても蛭子(漫画家・タレントにいる)の字を当て、蛭子(ひるこ)とは「イザナギ、イザナミの間に生まれた第一の子。三歳になっても足が立たなかったと伝える。中世以降、これを恵比寿として尊崇」(広辞苑)とあります。Tくんの「福子」も実子さんの「宝子」も、こうした日本古来の、必ずしも迫害や哀れみの対象ではない障害児観、子ども観の伝統に立つ呼称なのです。母胎の水銀をひとり背負い、家族を守ってくれた、それだけではない宝子観がもっと広まってほしいと願っています。

□知らなかったです/ヤマユリ (1503)投稿日 : 2004年12月25日 (土) 22時54分

七福神にそんな意味があったとは知りませんでした。智子さんのお母さんだけでなく古代からの思想だったと知り、うまく言えませんがすご〜くあたたかい気持ちになりました。
うちのクラスの子のAちゃんは6月に父親を亡くしました。この子も「宝子」のようにクラスのみんなが大事にしているんだと気づきました。年賀状のイラストは七福神に決めました。



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