知識は力なり

「歴史とは、現在と過去との絶え間ない対話である」
(An unending dialogue between the present and the past.)


現在と過去の出来事とのつながり、
そして今後の未来で何が起こるのか?
世界情勢はどこへ向かっていくのか?


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[739]

題名:アメリカの中東政策について語りたいと思います ⑭

名前:Equalizer

◇sLX8ROdtgs
MAIL 投稿日: 2024/04/11(木) 14:33 unn-169-150-226-208.datapacket.com (169.150.226.208)


ウクライナと中東の失敗から抜け出せないアメリカが、東アジアで、中国と
戦争できますか。できるわけないでしょう。だから、中国とロシアは、今回の
中東情勢パレスチナ戦争を、非常に喜んでます。もう一ヶ国喜んでる国を挙げ
るとするならば、それはイランですね。


イランの国際政治におけるポジションっていうのも、今度の戦争によってかな
り上昇してます。イランが作り出した勢力、要するにヒズボラ。


ハマスそれから、イエメン、それから、シリアのアサド政権と、それか
らイラクの非常に勢力の強いシーア派勢力、このグループは、こんなこと言う
とあれなんですけれども、戦闘能力は高いです。


でね、非常にディシプリン、鍛錬っていうか、非常に、規律正しいです。
でね、イラン政府としては、これらの五つの組織を使って、アメ
リカの中東支配を阻止する妨害するということをやりながら、それと同時に、

アメリカとイランが、正面衝突して戦争するような事態には、持ち込まないと、
イランにとって嬉しいことに、このイランのアメリカとイランは正面衝突はし
ないという政策に、実は、ペンタゴンとCIAも賛成してるんですね。


だからCIAペンタゴンもう今、アメリカはイランと、中東で大戦争でき
るような状態ではないと。いうふうに考えますから、ここら辺でね、面白いこ
とにね、イランとペンタゴンとCIAの意見が一致してまして、もしかしたら暴
発的に何か起きるかもしれませんけれども、現在の状態では、中東において、
イランがアメリカと戦争しなければいけないという状態は、避けられる状態な
んですね。


イランは既に核弾頭を、あの6発か8発か10発作るのに十分な、ウラニウム濃縮
ウランを持ってるんですけれども、自分たちがいつ核弾頭を作るかっていうの
は曖昧にしてるんですよ。


あのね、作る能力は持ってるんだけど、いつ作るかっていうのは、はっきり表明
しないと、アメリカにとっても、今、イランと戦争するのは避けたいから、イラン
が自国の達成核兵器生産プロ製造プロセスをどこら辺まで進めたのかと。


いうことを曖昧にしてくれてる方が、アメリカにとっても都合がいい。だから、
現在アメリカとね、イランていう、撃退し合ってるくせに、今のような曖
昧な状態それで真正面からの対立を避けるような所、を続けることが、アメリ
カにとってもイランにとっても有利であるという奇妙な状態になってます。


ただし最後に付け加えますけれども、アメリカの友好国と言われている。
エジプトにしても、それからサウジアラビアにしても、それからアラブ首長国
連邦にしても、バーレーンにしても、クウェートにしても、もう現在の中東で
本当のリーダーシップ能力を発揮できるような状態にはないですし、


それから先ほど言いましたように、バイデン政権も、2ステージソリュー
ションという嘘をついて、今年の秋まで、大統領選挙までごまかそうと、
いうのがアメリカの本音で、それで今年の大統領選挙なんて何をやるかという
のは実は、政権が決めてないんですよ。


どうしていいか本当の本音を言うとね、どうしていいかわかんないと。それで、
彼らにとって一番困るのは、イスラエル政府がパレスチナ人を、ウエストバンク
と西岸地帯を満たすことなんですけれども、もしそれを食い止めることができる
としたら、イスラエルは現在と同じように、ガザを占拠し、ウエストバンクを占拠し、
パレスチナ人を毎週毎週、何十人、何百人か、弱くずっと殺し続けると、
いう状態を続けると思うんです。


イスラエルがそのような状態を続けるっていうのは決してアメリカの利益には
ならないんですけれども、アメリカは何と言っても、その特殊勢力に政治とマ
スコミと金融とシンクタンクを全て支配されてますから。その特殊性が怖く
て、イスラエル政府がそういうパレスチナ人を虐殺し続けると、延々とパレス


チナ人の土地を盗むと、いう非常に残忍なことを続けても、アメリカ政府の
要人と、それからアメリカの政治家、アメリカのマスコミ人は、それに対し
て、正々堂々と抗議する、もしくは批判するということはできない。


ですから、中東情勢は、アメリカの世界支配能力がどんどんどんど
ん低下していく。同時に中東政策も全く解決策が見つからない状態を続けるだ
ろうと。それが私の分析であります。

最後までお読みくださりありがとうございました。





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