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東京・板橋の両親殺害、17歳少年に懲役14年判決
東京都板橋区の建設会社社員寮で昨年6月、両親を殺害して部屋を爆破したとして、殺人と激発物破裂の罪に問われた元都立高校生の少年(17)(犯行時15歳)の判決が1日、東京地裁であった。
栃木力裁判長は、「被告の内省はいまだ深まっておらず、自己の犯した行為の重大性を認識させ、責任を自覚させるため、刑罰を与えることが必要」と述べ、懲役14年(求刑・懲役15年)の実刑判決を言い渡した。
刑事罰の対象を16歳以上から14歳以上に下げた改正少年法が、2001年4月に施行された後の事件で、犯行時16歳未満の少年が殺人罪で実刑判決を受けたのは初めて。弁護側は、控訴する方針。 (読売新聞) - 12月1日20時40分更新
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