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[4606]

題名:「白人にあら、ざれば、人間にあらず」の時代

名前:霞ヶ関リークス

◇F0RzX/K5nI
MAIL 投稿日: 2023/05/21(日) 00:02 2a01:a8:dc3:419::4(IPv6:ie-blacknight-20060412) (2a01:a8:dc3:419::4)

人種の平等、人間は人種によって差別されてはならないということ
を今日疑う日本人はいないと思いますが、ほんの七十数年前までは
「白人にあらざれば、人間にあらず」という白人絶対の時代が続い
ていました。

たとえば1859年、米国の司法長官を務めたケイレブ・クッシングは
マサチューセッツ州議会でこんな演説をしています。

「われわれは優れた白人種に属し、つまり男性にあっては知性の、
女性にあっては美しさの完壁な具現化、それこそ力と特権であり、
どこへ行こうと、どこにいようと、キリスト教化し、文明化し、従
属を命じ、征服し、君臨する権力と特権を持っている。

私は自分の血と人種である白人とは、かりに英国のサクソン人であ
ろうとアイルランド系のケルト人であろうと、同俗であると認める。

しかし、米国のインディアンやアジアの黄色人種やアフリカの黒人
が私と同格であるとは認めない」

会場では演説終了とともに割れるような拍手が起きたといいます。
これはペリー(黒船)の浦賀への来航から6年後の話です。




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