[4362] 題名:Re:
名前:霞ヶ関リークス
◇VVNod7YP9Y
MAIL
投稿日:
2023/05/09(火) 00:57
5.188.94.86 (5.188.94.86)
>宿命転換は
このような宿業観にたって仏道修行、宿命転換の信心にいそしんだとしても、な
にかしらやりきれない重圧感が漂います。悪くすればグチも出ます。そこからは
精神性の香りは微塵も感じることができないでしょう。
また、この宿業論が、かつて差別を正当化するイデオロギーとして使われた歴史
も見逃すことはできません。
故にこそ、このような閉塞的な宿業論は乗り越えられる必要があるのだと私は考
えます。
『其罪畢已』は主体的なものですが、この発想は、学会員の間でより
ポピュラーな表現「願兼於業」とダイレクトに響きあうものがあります。
この言葉は開目抄に一度きり出てくる言葉ですが、この言葉にも日蓮聖人の
意図的な読み替えがあります。
そこには「業生」を突き抜けて、誓願に生きる「願生」への志向がありま
す。
そして宿業論の止揚は、同じ佐渡期のクライマックスともいうべき
観心本尊抄において明確に示されます。
「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す。我等此の五字を受持す
れば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う。」
ここでは、我々の小さな因果(宿業)はすでに問題にされていません。