[4175] 題名:トランプ元大統領 ドルは紙クズになる?
名前:霞ヶ関リークス
◇Ow7K/vewCg
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投稿日:
2023/04/23(日) 13:33
91.245.255.138 (91.245.255.138)
前米大統領のドナルド・トランプ氏は、つい先日、
「私たちの通貨は暴落しており、
間もなく世界標準ではなくなるだろう」
と述べました。
21世紀以降、国際秩序における米国の覇権は、
軍事力とドルで支えられています。
ドルは国際貿易における支払い手段であり、
ドルのない国は、現在の国際経済では何もできない。
そんな状態でしたが
最近、このようなドル覇権に
大きな亀裂が生じています。
BRICS諸国が
「新たな独自通貨」の開発を試みるなど、
世界的な脱ドル志向が加速しています。
インドメディアの報道によると、
ロシアのアレクサンドル下院副議長が、
BRICSが独自の共通通貨を作成するために、
取り組むべきだと主張しています。
BRICSとは、ブラジル、ロシア、
インド、中国、南アフリカの
5つの新興国の頭文字を取ったものです。
アレクサンドル氏は、
新たな「共通通貨」に向けて、
インドとロシアが協力する重要性を強調し、
デジタル通貨が最も有望で実現可能だと述べたとのこと。
この、構想が実現すれば、
アジアの経済大国 中国と南米の経済大国 ブラジルは、
自国通貨で直接取引や金融取引を、
行うことができるようになります。
つまり、米ドルを介する必要がなくなるわけです。
これだけじゃなく、
・サウジアラビア "もはや米国を喜ばせることに興味はない"
・中国人民元が米ドルに代わり、ロシアで最も取引される通貨となる
・マレーシア、米ドルに依存する理由はないと発言
・ブラジルと中国が両国の貿易からドルを排除し、
自国通貨の人民元‐レアルで取引するという合意を発表した
・ブラジル ルラ大統領「私はいつも、
なぜすべての国が米ドルで決済せねばならないのか、
なぜ人民元やその他の通貨が
国際決済通貨になってはならないのかと考えている」
などの記事が相次ぎ、
脱・ドル化報道のオンパレードです。
また、つい先週、サウジアラビアは、
122億ドル相当の中国人民元を使った
新しい石油施設を発表しました。
しかも、米ドルではなく、
中国人民元で石油を販売することも
検討しているとのことです。
今まで、石油は米ドルでしか買えませんでした。
(石油は米ドル建て)
それが崩れると言うのです。
これは、最近の歴史上、
最も大きな米ドルへの対抗策です。
また、フランスのマクロン大統領は、
米政治専門サイトによるインタビューに対して、
「米国依存を抑えるために、
ドルへの依存度を下げなければならない」
と発言。
つまり、ヨーロップまでも離れつつあるのです。
なにか、おかしいと感じませんか?
一方、日本の岸田首相は、
米国の犬のように、
未だに1兆円をウクライナに差し出して
「絶え間なく支援する」などと言っています。
このままだと、日本は、米国と肩を並べて
孤立した状況に陥る可能性が高まっています。
そうなると、私たち日本人も
このような世界的な流れから、
置いていかれるかもしれません。
このままの状態だと、日本は一体どうなるのか?
・なぜ、世界中で脱ドル化が進んでいるのか?
・なぜ、ドルの価値を下げる流れが起きているのか?
・なぜ、日本だけが米国とくっついた状態なのか?
アメリカのニュースサイト
「プラグマティック・キャピタリズム」が、
世界の基軸通貨の歴史について、
興味深い記事を掲載しています。
1450年から現在に至るまで、
発行する紙幣が世界の基軸通貨となった国は6ヶ国あります。
・ポルトガル: 1450~1530年 (80年間)
・スペイン : 1530~1640年 (110年間)
・オランダ : 1640~1720年 (80年間)
・フランス : 1720~1815年 (95年間)
・イギリス : 1815~1920年 (105年間)
・アメリカ : 1921年~2023年 (102年間)
注目すべき点は、
いずれも100年程度で基軸通貨が入れ替わっていることです。
もちろん、このパターンが続く保障はないですが、
最近のアメリカの衰退を考えると、
ドル覇権の終わりは近づいているのかもしれません。
では、次は何が台頭してくるのか?