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[4066]

題名:中国の亡霊に憑りつかれた馬英九

名前:霞ヶ関リークス

◇kf4C.4.zw2
MAIL 投稿日: 2023/04/15(土) 22:43 198.145.230.83 (198.145.230.83)


3月27日から4月7日まで
台湾前総統の馬英九が中国を訪問しました。

台湾の総統経験者が
中国を訪問をするのは
実は初めてのことです。

馬英九の12日間にわたる訪中の
表向きの目的は「先祖供養の旅」

しかし、元々は一緒に訪中する
台湾大学生の夏休みの時期に合わせて、
7・8月に行く予定でした。

なぜ、わざわざ日程を変えてまで
この時期に訪中したのか?

■変えられた日程と真の目的

日にちを見ても分かるとおり
今回の訪問時期の変更の理由は

蔡英文総統のアメリカ外遊の時期に
ぶつけたいからに他なりません。

その目的とは
蔡英文総統の外遊の注目度を下げるため。

台湾のために動く蔡英文総統の外遊、
それを邪魔するということは、

すなわち台湾に対する「嫌がらせとの旅」と
解釈しても良いでしょう。

今回の馬英九の訪中から見える
三つの要素があります。

反日、媚中、売国。

12日もかけて
彼が先祖供養として回った場所は
なんと全て抗日戦争(日中戦争)の
ゆかりの地ばかりでした。

これらが示すのは
明らかな中国の認知作戦の一環です。

動静を持って
「台湾人は本当は反日だ」と見せることで

台湾と日本を分断させる、
これはまさに日経新聞と同様のやり方です。

また、馬英九は、中国に渡ってすぐに
私も中国人だ、台湾海峡を挟む両側全て中国だと

主張をしました。
これは正しく習近平の考えそのものです。

今回、馬英九が訪問した中華民国総統府と関連する遺跡、
そこには1912年から1949年という碑が立てられています。

中国にとっては、
中華民国という死んでしまったものを
馬英九がわざわざ供養しに来ているのです。

いまだに中華民国と名のつく台湾を亡き者にする
思いだったのかもしれません。


■中国人の反応

今回訪中し、反日・媚中の
パフォーマンスを色濃くする馬英九を、
果たして中国人は歓迎しているのでしょうか。

実はそうではないのです。

中国ネットメディア観察者網が3月22日に、
「馬英九は何者?」という記事を載せました。

馬英九に対してあまり好印象ではない
エピソードが並んだのです。

そして中国ネットでは「馬娘娘」「乞食」といった
馬英九に対する極めて強い軽蔑した表現が見られました。

また今回の大掛かりな訪中費用は誰が出しているのか?
といったことばかりが見受けられ、
馬英九を評価したような声はあまり見られません。

中国のネット記事は中国共産党の容認がなければ
出すことはありません。

つまり、中国もまた馬英九に対し牽制しているのです。

もちろん街中では
中国人から歓迎されているように見えました。

しかしそれは、全て役者による演出であり
実際は歓迎されていないのです。


■馬英九の信じられない発言

この訪中の間、馬英九はいくつも
中国に媚び、そして台湾を大きく傷つける
発言がありました。

いちばんの極め付けは、
3月29日に武漢コロナ発生地にある
武漢防疫資料館での発言です。

「中国は非常に早い段階で疫病をコントロールした。」
「疫病対策として中国は全人類への貢献をした。」

あろうことか、
世界は中国に感謝しないといけない
という恥知らずな発言をしました。

武漢からのウイルス流出で
世界の7億人が感染し

700万人が犠牲になった事実とは
大きくかけ離れていることです。

また台湾人にとっていちばん困った発言は
4月2日湖南大学にて
「台湾は中国の一部」と公然と断言したこと。

これは中華民国憲法に記載されていると語っていますが
実際はどうでしょうか。

中華民国憲法に台湾の記載はありません。

中華民国憲法の草案は1935年に作られ
その時きちんと領土も記載されており、

当時の領土に台湾は入っていません。
なぜなら台湾は当時日本の領土であったからです。

中華民国憲法が施行されたのは1946年。
1946年時点の台湾はまだ日本の領土です。

日本が台湾の領土を放棄したのは
1952年のサンフランシスコ講和条約の時です。

実は、台湾は中華民国憲法の領土に
それ以降も含まれていないのです。

陳水扁政権の時にこの憲法の矛盾性を感じ、
憲法改正の機運があがりましたが、

その時反対したのは日本とアメリカだったのです。

台湾は、日本とアメリカと敵対してはいけないので
あきらめたのです。

このように、馬英九は二度台湾人から選ばれた
台湾の総統経験者でありながら、

中国に行き「台湾は中国の不可分の一部」
と言ったこと、中華人民共和国憲法を認める行為は

売国行為に繋がります。

また中国弁公室の宋濤(そう とう)との会談でも
92コンセンサスを何度も強調しました。

92コンセンサスは習近平の定義だと
「一つの中国。一国二制度」という意味です。

馬英九は嬉々として、この92コンセンサスが
今後の中国との交流の基礎となると話しますが
実際のところ台湾人はこれに対し75.5%が反対しています。

また台湾人の78.6%は台湾は
中華人民共和国と隷属しないと答えています。

自分が台湾人だと認めているのは78%
中国人だと思っているのは7%に過ぎないのです。


■馬英九の訪中が及ぼす影響

中国にとって、今回、馬英九に訪中させた目的は
表向きな理由は蔡英文総統の外遊を邪魔することです。

しかし、もっと深層的な意味としては、
中国が、全世界に対し、

「台湾は中国の一部。台湾の前指導者も認めた。」
とを宣伝し示したいのです。

このことを認知作戦に利用し、台湾侵略の口実にするのです。

また中国共産党は台湾の
新しい代理人を探したい思惑があります。

あまり自己主張をせず、中国の思惑に沿って実行できる人物です。

そう言った意味では、馬英九は中国共産党の支持を得るのに
成功したと言えるでしょう。

今回の馬英九訪中の影響は、

1.台湾は中国の一部と認めたこと。
2.馬英九の言論を国民党が認めた。そうすると選挙が不利になる。
3.馬英九が国民党の中で存在感が強まる。

国民党はこれから馬英九路線に進まざるを得ないでしょう。

それは、親中・反日・反米です。

そしてそれは自殺行為となっていくでしょう。




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