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[3772]

題名:「維新」が奈良に上陸するか否かは、「有権者による保守の一本化」ができるか否かにかかっている

名前:霞ヶ関リークス

◇1CQNF5tybI
MAIL 投稿日: 2023/03/29(水) 21:00 173-239-196-42.azu1ez9l.com (173.239.196.42)



今、全国で地方選挙が展開されていますが、その中でも特に大きな注目を集め
ているのが、奈良県知事選挙です。

ポイントは二つ。

第一が、「維新」が奈良県知事のポジションを獲得し、大阪から奈良へとその
勢力を拡げるか否かというポイント(今まではあり得なかったのですが、今回
に限ってはその可能性が高いのです)。

第二が、「維新」が知事選挙で勝利すれば、その責任を取らされ「高市氏は首
相候補として終わり」となる。

つまり高市氏が首相候補として潰されるか否か、というポイントです。

この二点故にこの選挙は、奈良の未来に巨大な影響をもたらすのみならず、日
本の政治全体にも大きな影響を及ぼすものとなっています。

まず、これまで奈良は維新の影響が殆ど無いエリアでしたが、維新知事が誕生
すれば、「激しい改革」の波に奈良が晒される事になります。

一般の国民の中には、「維新の改革」が何やら善いモノであるかのように捉え
ている方は多いかと思いますが、その中身は、「小泉・竹中改革」に代表され
る「緊縮」と「混乱」に埋め尽くされたものであります。

奈良は基礎インフラが乏しく、四六時中渋滞に苛まれており、都市部なのに下
水道も整備されていない、というエリアが広大に広がっています。

奈良の発展の為には、まだまだ基礎的なインフラが求められているのです。で
すから、奈良で維新による「緊縮」の嵐が吹き荒れ、インフラ投資が停滞すれ
ばその疲弊は激しいものとなります。

なぜ維新が緊縮政治を展開するのかというと、維新をはじめとした改革政党(
あるいは改革政治家)は、「これまでの知事がボロボロにした財政を、私たち
が立て直しました!」と言って、人気取りをしようとしたがるからです。

「財政を立て直す」には予算カットすれば良いのですが、その際に一番手っ取
り早いのが、インフラ投資額を削ることなのです。

教育や民生を削ると人々の暮らしが瞬時に悪化しますが、インフラ投資は「未
来」のためのものなので、削っても「今」の人々の暮らしはさして影響を受け
ないので、「バレずに削る」事ができます。

しかも、こうした改革政党は、そうした予算カットを「改革ダ!」と喧伝する
こともでき、さらなる人気を得ることができる、という次第。

誠に良く出来た狡猾な手口ですが、今やこうした「インフラ投資削減 → 借
金返済 → 住民への改革をしたぞ! &財政立て直したぞ!」アピールは、
かつての民主党政権や小泉改革がやった手口と全く同じで、今やもう、「伝統
芸」のような古典的パターンとして日本の政治に根付きつつあります。

いずれにしても、奈良県の有権者は、「今回の知事選には、こうした深刻なリ
スクがある」という事をしっかり認識した上で、投票先を判断することが求め
られているのです。

では、実際に奈良に、維新の知事が誕生する可能性は有るのかといえば大いに
あるのです。

もともと、奈良では維新候補が勝利することが難しいのですが、今回に限って
は、維新と対立する「保守」が二つに割れてしまっているからです。

一人が、高市氏が会長を務める自民党奈良県連の推薦を受けている平木氏(元
キャリア官僚の総務省課長)。

もう一人が、現職の荒井氏。彼は、自民党からの正式の推薦を受けていません
が、「ぜひ頑張ってほしいと激励を受けた」と「吹聴」していると報じられて
います
https://toyokeizai.net/articles/-/656013?page=2)。

そして、森山自民選対委員長や茂木自民幹事長は、この両者のいずれかを支持
しているというわけでもない「どっちつかずの態度」を決め込んでいると報道
されています。

こうなると、保守票が二つに割れ、元生駒市長で、外国人参政権を認めるなぞ
という暴論をはき続けた山下氏という維新候補が、「漁夫の利」を得る可能性
がグンと高まっているのです。

ただしここで、保守層が、「どっちつかず」の茂木氏や森山氏の態度を脇に置
き、「一方の候補」に集中すれば、維新候補が敗れ、保守候補が勝利すること
は確実です。

そもそも、保守分裂さえなければ、維新候補が勝利する見込みは殆どないから
です。

つまり、党本部が放棄した「保守一本化」を、奈良県の有権者の次元で実現さ
せるのです!

では、どちらの候補に集中すべきかそれは、もはや、いずれの候補が良い候補
か、という判断を超えた、別次元の判断となります。

要するに、「現時点」でリードしているのは、現職荒井氏なのか、新人保守の
元キャリア官僚の平木氏なのかという「事実」こそが決定的に重要なのです。

保守を兎に角応援したいと考えの有権者は、まずは、いずれの保守候補がリー
ドしているのかの情報に注目し、その「勝ち馬に乗る」ようにされるといいで
しょう。

そういう人が増えれば増えるほど、保守候補が勝利する可能性が高まっていく
事になります。

いずれにせよ、ここで保守候補が敗れる事になれば、維新政治が奈良に上陸す
る事になります。それは、奈良の歴史を大きく変える事になるでしょう。

そして、それによって維新が日本の国勢にもさらに大きな影響を持つ契機を与
える事になるでしょう。

奈良知事選は、奈良の未来のみならず、日本の未来にも繋がっているのです。

まずは皆さん、どういう選択が最善なのか、しっかりと判断いただいた上で、
是非とも投票に行って下さい。




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