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題名：日本を破壊する偽りの民主主義

昨今、LGBT法案の推進など、
異常なことが政治の中で起こっています。

LGBTなどのポリコレ運動は、
BLM運動やジェンダーフリーなどの
様々な運動と連携しながら、
我々の社会を撹乱・分断させていきます。


これらの一連の運動はその本質において、
共産主義が衣替えしただけの
ネオ・マルキシズムによって、
思想的に支えられています。


単なる言葉狩りの問題ではなく、
民主主義の価値を破壊し、
極端な管理主義や言論統制により、
全体主義に陥らせる過程となっています。


民主主義は迫り来る全体主義の
脅威に打ち勝つことができるのか。

チャイナ共産のような独裁国家、覇権拡張に
打ち勝つことができるのか。


＜｢安倍晋三 回顧録｣が暴露した日本政治の闇＞


『安倍晋三 回顧録』を読まれましたか。

本音の発言が随所に見られる話題書で、
2月8日の発刊以来、物議を醸しています。

本書は故・安倍晋三元首相が首相退任1ヶ月後の
2020年10月から約1年の間、
計18回36時間にわたって行われた
インタビューを収録したものです。　


本書は2022年の冬頃に出版される予定でしたが、
選挙や政局に影響を与えかねないような
重大証言や機微に触れる部分が多く、

安倍元首相本人の要請で、
出版が延期されたのです。


その後、銃撃事件が起こり、
昭恵夫人の同意のもと、
ようやく出版されることになりました。

国内政治はもとより、外交分野において、
トランプ、習近平、プーチンのような
海外首脳たちの人物評も赤裸々に記されています。


様々な事象について言及されている本書ですが、
その中でも、安倍元首相が公明党との関係で

憲法改正できなかったことを怨み節で、
記されていることなど面白いです。

やはり、公明党が様々な形で
障害になっていたことが明らかにされています。


約7年8カ月続いた憲政史上最長の政権は
公明党との連立により維持されてきました。

山口那津男公明党代表は
連立の相手方として、長年の盟友でした。

しかし、安倍元首相は山口代表に友情や
感謝の念をほとんど抱いていないばかりか、

むしろ、我慢を強いられながら
付き合いをしていたようです。


有り体に言えば、この二人は
馬が合わなかったのでしょう。

安倍元首相は気さくな性格で
分け隔てなく誰とでも打ち解け合うことできます。

自らの「仲間」と認知した相手には、
尽きることのない情で接することも知られています。


連立のパートナーである山口代表とは本来、
最も深い情で結ばれるべき相手ですが、
「仲間」とは決して見なされず、
常に警戒すべき交渉相手と見なされていたようです。


『回顧録』には、コロナ手当の支給について、
山口代表が決意を固めて官邸に乗り込んできて、

「一律10万円を支給しないと、政治的に大変なことになる」
などと言って、半ば脅迫した旨のことが記されています。