[3093] 題名:
名前:サルサ岩渕世田谷区議会議員立候補予定者を支援する不破優
◇
MAIL
投稿日:
2023/02/19(日) 01:52
pl66655.ag2001.nttpc.ne.jp (157.65.55.95)
一乗の益をうる事の候」
涅槃経に、「転重軽受」という法門がある。過去世でつくった罪業が重くて、今の一生では消し尽くせず、未来世に地獄の苦しみを受けなければならないはずであったものが、今の一生に、おいてこのような重い苦しみ(大聖人のように謗法を責めることによて受ける大難)に遭えば、地獄の苦しみがパッと消えて、死んだ後には、人・天、声聞・縁覚・菩薩の境涯、そして一仏乗という成仏の利益が得られるということである。
ここで「地獄の苦しみパッときへて」と仰せです。「開目抄」でも、「重罪をけしはてて」と仰せられています。「消し尽くす」のです。これらは「罪障消滅」の面を表していると拝することができます。
譬えて言えば、朝、太陽が昇れば、夜中にきらめいていた星の輝きは太陽の光に包まれて、直ちに地上の私たちが肉眼で見ることができなくなります。
同じように、謗法を打ち破る深い信によって妙法の太陽が胸中に赫々と昇れば、私たちの生命には仏界が涌現します。すると、これまで私たちを苦しめていた地獄の苦しみも、直ちに消えるのです。まさに、晴れやかな大晴天の輝きの前に、一切の重罪は消え果てていくのです。
宿業の苦しみは断じて消える!
不幸の闇を払い、勝利の太陽が昇る!
これが日蓮大聖人の大確信であられます。まさに、宿命転換の仏法とは、希望の宗教であり、幸福革命の宗教の異名にほかなりません。
また、これまでの悪から悪への六道輪廻をとどめて、生々世々、人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界そして仏界の利益を得ていけると仰せです。つまり、今世の転換を起点にして、善から善への流転に入ることができるのです。これは「宿業転換」の面と言うことができるでしょう。
そして、謗法を責める戦いで、果てしなく続くはずの重苦を転じて、今世でとどめることが「転重軽受」です。