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題名：古市氏「高市さんの発言で損をしている人がいる。中国でライブしようとしてた人。」

先日、社会学者の古市憲寿氏が
「そこまで言って委員会ＮＰ」に出演し、
高市総理の台湾発言について
このような意見を表明しました

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「この件、中国批判して
　気持ちよくなってる人もいますけど」

「いま日本の人が得してるか
　損してるかというと、
　損してるわけですよね。
　エンターテインメント業界とか観光業界とか、
　ライブイベントや映画がたくさん飛んで
　明らかに損してるわけです」

　「損の部分をどうしてくれるんですか？
　という思いはあります。
　やっぱり、自民党や高市さんは
　国益って言葉をよく使いますけど、
　果たして今の状態は国益にかなっているのか
　というと、かなってないわけですよね」

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このような意見が出てくるのは、
危険ではないでしょうか？

そもそも、高市総理の発言
立憲民主党の岡田克也氏から、

「中国が台湾のバシー海峡を
　封鎖した場合どうするのか」

と言う極めて具体的な状況についてしつこく問い詰められ、

「武力行使があるなら存立危機事態になり得る」
と回答したもの

中国を挑発したわけでもなく、
ただただ当たり前のことを言ったまでです。

なぜなら、バシー海峡は
日本に輸入されるエネルギー資源が通る
重要な海の道の１つだから。

もし批判を向けるとしたら、
ここまで踏み込んだ質問を「国会」と言う
全世界に公開される場でしつこく問いただした
岡田克也氏にも向けるべきなのです。

しかし、
このことを理解できている人は
あまり多くありません。

「高市総理が過激な思想の持ち主で、
　戦争に向かおうとしている」

と思っている人が大半。

さらには、古市氏のように、
日本という国を守る国防の問題に
「エンタメで損をしている人がいる」
などという指標を持ち込む人も。

果たして、中国に都合の良いことを言って、
海上封鎖を認め、中国でエンタメ活動ができるように
気を遣うことが、

日本を守ることよりも
「国益にかなっている」のでしょうか？

いったいなぜ、日本のメディア、
言論人はここまで軍事を理解せず、
中国に甘いのか？