[14515] 題名:中国が仕掛ける“新政権テスト”
名前:霞ヶ関リークス
◇rIECRVffCA
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投稿日:
2025/12/01(月) 17:26
172.111.220.68 (172.111.220.68)
高市首相発言に中国が過剰反応した「本当の理由」
先日、高市首相が
「台湾有事は日本にとっても危機的状況だ」と
明言しました。
加えて、アメリカの軍事作戦を
支援する可能性にも言及しました。
これはごく常識的で、
国際政治の現実を踏まえた説明にすぎません。
ところが、中国側の反応は常軌を逸していました。
◉ 中国の反応は異様だった
中国政府は高市首相に対して
「首を切る」ような趣旨の
不穏な投稿をSNSで流し、
国防省も乗り出して
「日本は被害を受けることになる」などと
威嚇的な声明を出しました。
さらには、日本への渡航制限を
呼びかけるような動きまで見せています。
日本の国会で交わされた
与野党間のやり取りに、
なぜここまで過敏に反応するのか?
◉ 背後にあるのは「政権テスト」の意図
実は中国は、他国の新政権が発足したときに
わざとトラブルを仕掛けるのが通例です。
それは何のためか?
新政権の実力や反応パターンを
見極めるためなんですね。
一種の“テスト”です。
• どのくらいのラインで怒るのか?
• どんな選択肢で対応してくるのか?
• 感情的なのか、理性的なのか?
こうした要素を観察し、今後どう付き合うかの
相場感を掴もうとしているのです。
◉ 過去にもあった“新政権テスト”
このような「揺さぶり」は
以前から行われています。
• オバマ政権のとき
中国艦艇が米海軍の艦船を取り囲み、
挑発行動を繰り返しました。
• ブッシュ政権のとき
中国の戦闘機が米軍の哨戒機に異常接近し、
誤って接触事故を起こしました。
哨戒機は中国・海南島に不時着し、
乗員が拘束されるという事態に発展しました。
こうした事例は、
「あなたの政権、どこまで本気ですか?」と
探っている証拠です。
◉ 高市首相発言は「標的として都合が良かった」
高市首相の発言自体は、
極めて理性的かつ抑制的なものでした。
問題があったわけではありません。
しかし中国側は、それを「テストの好機」と捉えて、
SNSで煽り、外務省・国防省を動員し、
尖閣周辺でもテンションを上げてきている
これは典型的な中国のパターンです。
◉ 今後に向けて:反応を「見られている」前提での備えを
大事なのは、
「感情的なリアクションを誘われている」
という点に気づくことです。
中国が見ているのは、日本がどのくらい
抑制的か・理性的か・持続性があるかです。
だからこそ、
強く、しかし冷静に対応することが、
戦略的にも重要になってきます。
今回の件は、単なる外交摩擦ではなく、
日本の政権そのものが
“観察されている”ことを示すサインです。
ここをどう受け止め、どう備えるか。
今後の対中関係にとっても、
極めて示唆に富んだ一件だと思います。