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題名：ウイグルの惨劇が日本にも来る？

日本が中国の属国になったら？
ウイグルの惨状をみればわかる

『coki』10月14日付。
『「いいじゃないですか！」の一言で大炎上──
TVタックルで高陽子が放った“危険すぎる冗談”の代償』を見ました。

一部抜粋させていただきます。
10月12日放送の『TVタックル』の中での話。

〈討論の焦点は日米関係に移った。

高市氏は“安倍路線”を継承する政治家として知られ、
安倍元首相を通じてトランプ前大統領（79）との関係を築いてきた。

東国原英夫氏（68）や岸博幸氏（63）は
「トランプ氏とはうまくやれる」
「日米同盟の安定感は増す」と肯定的に評価。

そんななか、高陽子が口を開いた。
「でも、トランプさんの言いなりになったりしませんか？」
柔らかな口調ながら、問いには鋭さがあった。

東国原は間髪入れずに「なりますよ」と断言。
続けて「（アメリカに逆らえば）中国が出てきます」
「中国の支配下になります」と語ると、
高は少し考えたのち、笑顔でこう言い放った。

「いいじゃないですか！」

スタジオは一瞬で静まり返り、「えー!?」「ダメダメ！」と
共演者の声が飛び交った。

東国原も思わず目を見開き、
「いや、それはダメですよ！」と苦笑した。〉
ーー
この発言がきっかけで、
高陽子さんがバッシングされていくという流れ。

私は、高市総理に、
「中国と仲良くやって欲しい」と思います。
しかし、中国は「一筋縄ではいかない相手」である。

2009～2012年の
「反米親中民主党政権」の例を見ればわかります。

2009年、自民党から政権を奪った鳩山・民主党政権は、
沖縄普天間基地の移設先について、
「『最低でも県外！』事件」「『トラストミー！』事件」で
日米関係をボロボロにしました。

その一方で、訪中した小沢一郎幹事長は2009年12月、
「私は人民解放軍の野戦軍司令官である！！！」と宣言した。

要するに、「日本はアメリカの属国をやめて、
これから中国の属国になりますよ」宣言をしたのです。

結果、日中関係は、よくなったのでしょうか？
ならなかったのです。

2010年、尖閣中国漁船衝突事件勃発。

中国側が100％悪いにも関わらず、
日本に「謝罪」と「賠償」を要求してきました。

さらに、中国は「レアアース禁輸」など、
過酷な制裁を日本に科してきたのです。

2012年、野田総理
（＝現立憲民主党代表）が、尖閣を国有化。

中国は激怒して、日中関係は、最悪になりました。

鳩山・日本は、「日本国はアメリカを捨て、
これから中国の属国になります！」と宣言したのに、
なぜ中国は日本に優しくならなかったのでしょうか？

中国の「中華思想」とは何でしょうか？

中華思想は、中国が世界の中心であり、
その文化や思想が最も優れていると自負する考え方。

この思想は、自国を「中華」と美称し、
周辺の異民族を「夷狄」として文化的に劣ると見なす
「華夷思想」とも呼ばれます。

中華思想は、漢民族が自らの文化を最高と位置づけ、
世界の中心に存在すると考える自民族中心主義の思想。

中華思想は、周辺の異民族を文化程度の低い「蛮族」と見なし、
劣位に置く考え方を含みます。

中国からみると、日本は「蛮族」です。

こんなことを書くと、「それは昔の話だろう！」
「今はそんなことはない！」と批判されそうです。

私もそう思いたいですが、本当に昔の話なのでしょうか？

▼ウイグル族の悲劇

『ニューズウィーク日本版』20207月8日付。
『ウイグル女性に避妊器具や不妊手術を強制
──中国政府の「断種」ジェノサイド』

には、驚愕の事実が記されています。

●中国政府は、ウイグル人が増えないよう、
不妊手術を強制している。

〈中国の少数民族ウイグル人が
多く住むこの2地域の当局は、
1年間に18～49歳の女性の14～34％に
不妊手術を実施する目標を掲げた。

人口に対する割合では、
1998年から2018年までの20年間に
中国全土で実施されたよりも多くの
不妊手術が計画されたことになる〉

●中国政府は、ウイグル人、カザフ人
180万人を強制収容所に入れている。

〈新疆ウイグル自治区では2017年以降、
ウイグル人、カザフ人などテュルク系の少数民族が
最大で180万人強制収容所に入れられた。

これはホロコースト（ナチスのユダヤ人大虐殺）以降では
世界最大規模のマイノリティー排除の暴挙である。〉

●中国政府による、
「ウイグル人人口削減計画」は、成果をあげている。

〈ウイグル文化の中心地である
カシュガル地区とホータン地区の人口の自然増加率は
2015年の1.6％から2018年には0.26％と、
実に86％も減った。

一部のウイグル人地では、
2018年には死亡数が出生数を上回った。

2019年には自治区全体の出生率は24％低下し、
とりわけ少数民族地域では30～56％も低下した。

一方、中国全土の出生率は
2018年から19年にわずか4.2％低下しただけだ〉
ーー

「陰謀論者だ！」と思われる方は、
いますぐこちらの記事を熟読してください。
↓
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93907_1.php#goog_rewarded

▼なぜ、中国ではチベット族とウイグル族が一番迫害されるのか？

皆さんご存知のように、中国の少数民族のうち、
もっとも迫害されているのがチベット族とウイグル族です。

なぜ？

チベット族は仏教を、ウイグル族はイスラム教を信仰しているからです。
なぜそれで迫害されるのでしょうか？

中国には、「中華思想」もありますが、「共産主義国」でもあります。

創価学会員さんは知らないかもしれませんが、
共産主義は【　無神論　】で、
宗教を信じる人は【　厳しく弾圧される　】のです。

ちなみに、世界初の共産国家ソ連では1920～1930年代、
ロシア正教聖職者の大量虐殺が行われました。

そして、ウイグルでは、イスラム教のモスクが破壊されています。
これについて、

『TBS　NEWS　DIG』2025年11月8日付。
『米中対立の陰で…忘れられたウイグル問題　
進む「同化政策」モスクは壊され、漢族と「親戚」に【news23】』
を見てみましょう。

〈■モスク破壊されるも…“不自然な声”　進む「同化政策」

「制裁に効果はない」

その言葉を裏付けるかのように、
ウイグルの人々への同化政策はさらに進んでいました。

記者「ここは2年前までモスク
（イスラム教の礼拝堂）があったという場所ですが、
完全に取り壊されています」

近隣住民「今はモスクは壊されてありません」
「政府が壊したのです。壊してはいけないものまで…。
昔はモスクがたくさんあったが、全て壊されました」〉
ーー

この記事も、とても参考になるので、
是非ご一読ください。
↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f3dac9daaf253f5c53f281303dd3d67d540485

▼中国から見た日本は、チベット、ウイグルと同じ
幸い地獄の民主党政権は3年で終わり、
日本が中国の属国になることはありませんでした。

しかし、日本と中国は、隣国なので
「永遠に油断できない」といえるでしょう。

もう一度、高陽子さんの発言を振り返ってみましょう。
〈東国原は間髪入れずに「なりますよ」と断言。

続けて「（アメリカに逆らえば）中国が出てきます」
「中国の支配下になります」と語ると、
高は少し考えたのち、笑顔でこう言い放った。

「いいじゃないですか！」

スタジオは一瞬で静まり返り、
「えー!?」「ダメダメ！」と共演者の声が飛び交った。〉
ーー

東国原さん「中国の支配下になります」

高陽子さん「いいじゃないですか！」

高陽子さん、ウイグルやチベットの現実を知っていたら、
「いいじゃないですか」とはいわないでしょう。

もし日本が中国の支配下になったら、
どうなるのでしょう？

日本国民の多くは、神道、仏教を信じているので、
仏教を信じるチベット族、イスラム教を信じている
ウイグル族と「同じ扱い」になります。

ウイグル族を参考に「何が起こるか」想定すると、

・日本人女性は、不妊手術を強制される

・漢民族は、「一人っ子政策」で女性が不足している
日本人女性は、漢民族の嫁として強制移住させられる

・反中国的な人は、強制収容所送り

・神社、お寺は、破壊される

・神道、仏教の行事は禁止

そして、天照大神の子孫という位置づけの皇室は、
廃止されることでしょう。

というわけで、日本は、中国の属国になってはいけません。

ここまで書いたことは「陰謀論」でも、
「過激すぎる内容」でもありません。

実際に、中国がウイグル族にしていることです。

日本が中国の支配下になったとして、
中国政府が「ウイグルよりも日本を大事にしよう」と
考えるはずはありません。

というわけで、高市総理。

中国とは、適切な距離を保って、
日本の独立を守っていただきたいと思います。