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[14214]

題名:池田大作、創価学会の正体

名前:有川

◇F0RzX/K5nI
MAIL 投稿日: 2025/10/31(金) 18:51 2a0a:8f40:3:5000:1c19:e5e5:b091:ae4c(IPv6:) (2a0a:8f40:3:5000:1c19:e5e5:b091:ae4c)


昭和四十二年(一九六七年)一月二十九日に行なわれた第三十一回衆院総選挙で、
初めて衆院選に進出した公明党は三十二人の候補者中二十五人を当選させ、一
躍野党第三党に躍り出たことで社会の大きな注目を浴びた。

遡ること十五年前の十二月、戸田城聖創価学会二代会長は、側近の大幹部を含
む青年部幹部三十七名を選抜して、「水濫会」という名の人材育成の会を発足。

そこでは、政治・経済・文化・宗教など、社会のあらゆる現象をどう把握し対
処すべきかを語りながら、"天下取り"の戦略・戦術を叩き込んだ。

後に「水濫会記録」などと言われるその発言録を記録したのが、当時青年部参
謀室長だった池田氏だとされるが、そこには、「水濫会」参加者の誰に聞いて
も「聞いたことがない」という戸田会長の遺言が二つ付け加えられたという。

それは、①衆議院に進出せよ。②第三代会長を守れ、絶対に一生涯守れ、そう
すれば必ず広宣流布ができる。というもの。

これによって「水濫会」とは、池田氏が次期会長職を戸田会長から相伝される
場であったかのような改ざん・粉飾がなされたと見られている。そのことは、
この記録の表題を、日蓮正宗の開祖で総本山・大石寺の開山でもある日興上人
の「日興遺誡置文 二十六箇条」に擬して「水潜会遺誡置文 二十六箇条」と
権威付け、内容についても戸田会長の口伝であるかのように装った上で、門外
不出の秘伝書として、聖教新聞社資料室に秘匿してきたのだった。

ところが昭和五十四年(一九七九年)に創価学会から造反した、池田側近の原島
嵩教学部長がこれを密かに持ち出し、世間に公表したため、池田氏の「天下取
り」の野望が明白となった。

その主な内容とは、①総理大臣の座を奪い、日本を思い通りに動かす。②当然、
自衛隊を動かす権限を持つ。③官庁や社会の重要ポストを青年部出身者で抑え
る。④金を使って百人ほどの国会議員を思い通りに動かすことが出来るように
する。⑤学会批判の言論については、青年部を使ってつぶす。⑥その他あらゆ
るところに手を打っておいて、一気に国家改革を行なってしまう。⑦昔の武器
は刀、現在の武器は財カー--。

しかし、皮肉なことに池田氏の「天下取り」の野望は、創価学会自体が引き起
こした「言論出版妨害事件」によって、完全に挫折した。この事件は根が深く、
梶山季之・竹中信常・隈部大蔵・内藤国夫・塚本三郎各氏等多くの著作者が、
学会・公明党に出版を妨害された。

なかでも明治大学教授で政治評論家の藤原弘達氏の『創価学会を斬る』の出版
を巡って、学会は藤原氏や出版元の日新報道に出版中止を要求したが拒否され
たため、公明党の竹入義勝委員長を使って自民党の田中角栄幹事長(当時)に収
拾を依頼したことが発覚し、世間を騒がせた。事態を重視した日本共産党は、
公明党に対して二十五項目の公開質問状を送り、国会においては池田会長の証
人喚問を要求した。

それ以来、証人喚問を恐れた池田氏が考えたことは、共産党の手足を縛るため
の「創共協定」の伏線を敷くことだった。

すなわち作家・松本清張氏の仲介で二度にわたって行なわれた池田会長と宮本
顕治日本共産党委員長との会談などを経て、昭和五十年(一九七五年)七月に協
定は成立し、創価学会と日本共産党は相互理解を確認、向こう十年間、敵視政
策を撤廃することを約束しあったのである。

この協定について池田氏は、当時、東京・青山の寿司「満月」での御義口伝講
義受講者との懇談会の席で、両者は相容れない立場ではあるが、薩長連合のよ
うに手を組み、驕る自民や財界に活を入れようと思った(趣意)と心情を吐露し
ている。

しかし、池田氏による頭越しの協定締結に、公明党の竹入委員長は、公安調査
庁が破壊活動防止法に基づく調査対象団体としている共産党と手を結ぶことは、
学会が同庁の監視対象にされることになると猛反発。

これに池田氏は苦々しい表情を見せた。だがその裏で池田氏は、矢野絢也公明
党書記長に対して、学会は共産党と手を結んだが公明党は共産党を攻撃せよ、
とけしかけた。

矢野氏は「自分から協定を結ばせておいて、この二枚舌。ひどい話である」と
述陵している。




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