[14121] 題名:公明党連立離脱で困るのは 自民? 公明?
名前:霞ヶ関リークス
◇5WBnmh.AZo
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投稿日:
2025/10/17(金) 18:12
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公明党には、三つの不満があります。
「政治とカネ問題」
「歴史認識と靖国参拝問題」
「外国人との共生問題」
まず、「政治とカネ」の問題。
公明党は、
いわゆる「裏金議員」である萩生田光一さんが、
幹事長代行に起用されたことに不満です。
そして、自民党が企業・団体献金規制に
消極的であることも不満です。
「歴史認識と靖国参拝問題」
高市さんは公明党に寄り添って、
「靖国参拝を見送る」ことにしました。
実際、中国と韓国が「歴史認識問題」で騒ぐのは、
総理が靖国参拝するときだけです。
安倍さんが2013年12月に参拝されたときは、
大騒ぎになりました。
しかし、安倍総理はその後、
在任中一度も参拝しませんでした。
それで、安倍さんは、ロシア、韓国との関係を
改善させることに成功しています。
高市さんが靖国参拝をやめれば、
歴史認識で中国韓国との軋轢は、
ほとんど起こらないでしょう。
(もちろん、韓国が意図的に、
慰安婦問題、徴用工問題を蒸し返してきたら、
関係は悪化しますが。)
「外国人との共生」
これは、高市さんも望んでいることでしょう。
しかし、参議院選挙で参政党を選んだ民意は、
「移民政策、外国人政策を厳格化してくれ」です。
なぜ「移民政策、外国人政策を厳格化してくれ」なのか?
これは、「問題を起こす外国人がいるから」でしょう。
「郷に入っては郷に従え」ということわざがあります。
しかし、日本の習慣と法律を守らない、
外国人が【 一部 】いるので、問題になっているのです。
欧州でもっとも多くの移民、難民を受け入れたのは、
ドイツのメルケル首相でした。
そんなメルケルさんでも2010年、
【 ドイツの多文化主義は、完全に失敗した! 】と断言しています。
日本に入ってくる外国人の皆さんには、
「郷に入ったら郷に従え」で、日本にあわせてもらう。
そして、ほとんどの外国人は、そうやって生活しています。
「私の国では、ゴミ分別はしません」とか、
「私の国では、一夫多妻です」といわれて、
「共生するために、外国人の主張に寄り添いましょう」
といちいち受け入れていたら、
メチャクチャになってしまいます。
「共生するために、共生できない外国人
(たとえば不法移民や犯罪を犯す外国人)には
帰っていただきましょう」
これが国民の願いでしょう。
日本国民は、ただ平穏に暮らしたいだけなのです。
ですから、公明党の「外国人との共生」というのは、
高市さんも望んでいることです。
結局、公明党が連立を離脱したのは、
「政治とカネの問題」ということになります。
とはいえ、本音をいえば、
「中国、韓国が『極右』と呼んでいる
高市・自民党とは組めない」ということでしょう。
杉村太蔵さんが10日、「ミヤネ屋」で、
「もし、公明党が仰るように、
政治とカネの問題だというなら、
じゃあなんで石破政権の時に言わなかったのかという疑問が残る」
「石破政権から高市総裁に変わったが、
政治とカネはずっと続いている。
石破さんの時に言わないで、
高市さんで急に言い始めた背景には、本音は歴史認識とか、
麻生さんに対する公明党から見たアレルギーがあるんじゃないか。
こっちの方が大きいんじゃないかというのが僕の見立て」
と発言していました。
「中国と韓国が『高市は極右だ』というから」というのが、
一番大きいと思います。
▼高市さんは、総理になれるか?
公明党が連立を離脱して、直近の問題は、
「高市さんは総理になれるか?」です。
ご存知のように、総理大臣は、国会で指名されます。
衆議院で総理大臣指名選挙が行われる。
一回目の投票で誰も過半数をとれなければ、
決選投票が行われ、多数を得た人が指名されます。
次に、参議院でも同様に、総理大臣指名選挙が行われます。
現在自民党の議席(衆議院)は、
自民 196
立憲民主党148
日本維新の会35
国民民主党27
公明党24
れいわ新選組9
日本共産党8
有志・改革の会7
参政党3
465議席の過半数は、233議席。
自民党は、過半数に37議席足りません。
それで、首相指名選挙は、誰も過半数をとれず、
決選投票になる可能性が高いでしょう。
決選投票になり、高市さんと野田さんの戦いで、
高市さんが勝つ可能性が90%ぐらいでしょうか。
ちなみに、立憲民主、維新、国民民主が一体化すれば、
210議席で自民党より多い
立憲民主は、「国民民主の玉木さんが首相になってもいい」
といっているそうです。
しかし、玉木さんが賢明なら、
「主張が全然違う党が集まって首相に選ばれても、
政権は全然安定せず、長続きしない」とわかるでしょう。
それでも、わずかに
高市さん以外の人が総理になる可能性もあります。
▼自民と公明、困るのはどっち?
さて、26年間つづいた
自民党と公明党の連立が解消されました。
困るのは、どっちなのでしょうか?
これは、正直公明党の方でしょう。
国民は、2024年の衆議院選挙と
今年の参議院選挙で、民意を示しました。
2024年の衆議院選選挙で国民は、
「手取りを増やす」の国民民主党を選んだ。
今年の参議院選挙で国民は、
「日本人ファースト」の参政党を選んだ。
国民民主党と参政党の
「いいとこどり」をしているのが高市さんです。
高市さんが総理になれば、
「ガソリン税の暫定税率廃止」
「年収の壁178万円まで引き上げ」を実現し、
その後総選挙を実施すれば、過半数奪還も夢ではないでしょう。
一方、公明党の主張は、
いってみれば「石破路線」で、民意に逆行しています。
変わらなければ公明党の衰退は加速する一方になるでしょう。