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題名：習近平主席が失脚となったなら、今の党内に後任は存在するのか。

◉万が一、軍事政権になったならば人民解放軍制服組トップの張 又侠（ちょ
う ゆうきょう）の名が挙がる。


◉改革開放路線の共青団派の台頭を考えたときは李克強と同世代で中央政治局
メンバーであった汪洋（おうよう）は候補の一人である。彼はかつて深圳を
政治特区にする計画を持ち合わせた人物であり、主席就任すれば中国が一気
に政治体制を変える可能性を秘める。


◉共青団派からは今年に入り存在感を増す胡春華（こしゅんか）も候補。彼は
元国務院副総理であり国家主席レベルの外交能力は十分に有する。


◉実務派として直ぐ主席に就くことができるのは現在の副首相、丁薛祥（てい
せつしょう）とみる。ただし丁薛祥は思想、ビジョンを有しリーダシップ
を発揮して中国を導くタイプではないため、習近平主席が院政を執りやすい
とも思われる。