[13723] 題名:習近平主席の退任を考えたとき、中国共産党はどのような状況にあるのか。
名前:霞ヶ関リークス
◇5WBnmh.AZo
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投稿日:
2025/08/23(土) 18:23
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◉中国では2023年頃から軍幹部が次々に失脚する。これは権力闘争ではなく習
近平主席が登用した軍幹部を自ら信用できなくなり粛清したものである。現
在、習近平主席は軍人事が大きな失敗であったと認めざるを得ず、権勢の弱
体を自ら招く状況にある。
◉習近平主席はアメリカに対抗するため宇宙兵器やサイバー兵器、また戦略核、
長距離弾道ミサイル等を重視する政策としてロケット軍を創設。重点的に予
算配分するとともに人事を掌握し軍工系(エンジニア系)軍人を幹部登用し
てきた。
◉その創設したロケット軍では予算の重点配分もあり汚職・不忠誠が重なり、
初代司令員の魏鳳和(ぎ ほうわ)はじめ軍幹部およそ10名が粛清され、後
に国防相となる李尚福(り しょうふく)も失脚する。
◉さらに習近平主席は故郷である福建省の第31集団軍出身で寵愛する軍幹部2
名、苗華(びょうか、陸軍出身ながらも海軍上将に抜擢)と中央軍事委員会
副主席であった何衛東(か えいとう)も粛清せざるを得ない事態にまで陥
る。
◉しかし中国共産党内においてこの政策の失敗に異を唱えることは当然罷りな
らず、習近平主席は幹部を多く粛清したことで周辺に政策を進める人材不足
に陥っている。
◉そこで共産党中央政治局は6月30日、新機構「党中央政策決定議事調整機関
工作条例」の設置を審議。これは温家宝氏ら長老が参加することから中央政
治局では決しきれない重要事項を相談する場であり、重大人事や政策転換も
想像される。そのため米国官僚は「習近平主席の早期引退への準備」との憶
測を語り、BBCも同様に報じる。