宿坊の掲示板
★★師弟不二ARCHIVE★★
http://sgi-shiteifuni.com/
下記条件に沿った投稿を確認した際、
1.スパム性の高い内容
2.猥褻性の高い内容
3.個人情報の漏洩性の高い内容
4.不適切な書込は削除人にチェックを依頼
5.同一内容の二重投稿・多重投稿は削除
チェックされた内容は、上記ポリシーに沿い削除を実施します。


名前
Eメール
題名
内容
写真

URL
削除キー 項目の保存

[13599]

題名:高市早苗氏が選ばれなければ自民党は終わりです

名前:霞ヶ関リークス

◇5WBnmh.AZo
MAIL 投稿日: 2025/08/02(土) 19:16 2001:ac8:88:3000:def4:b2af:b243:940(IPv6:) (2001:ac8:88:3000:def4:b2af:b243:940)


そもそも日本は
「決められる政治」を目指して
小選挙区制を導入したわけです。
いわゆる保守派の人々は、
「憲法を改正するため」とも言っていました。

もっとも、「決められる」が誰のためかといえば、
もちろんグローバリズムです。
日本国民のための政策を
「決める」わけではないのです。

首相の諮問会議(規制改革会議等)に入り込んだ民間人
(代表が竹中平蔵)が「決めた」政策が、閣議決定され、
国会に降ろされ、可決される。

自民党の小選挙区の議員たちは、
公認権を持っている党中央に逆らえない。

結果、特に第二次安部政権発足以降、
日本をグローバリズムに売り飛ばす政策が
次々に推進されました。

良心派の国会議員もいたのでしょうが、
何しろ小選挙区制では、党の公認なしでは当選できない。

これが中選挙区制であれば、政権に逆らい、
公認されなかったとして、無所属で出馬し、
首位は無理でも二位、三位で当選するという道がある。
ところが、小選挙区制は一位しか当選しない。

もっとも、そもそも日本に価値観を
「二つ」に限定する小選挙区制が合っているはずもなく、
次第に多党化が進みました。

そして、ついに先日の参議院選挙で
自公は衆参共に過半数割れに至ってしまった。

さあ、どうなったか。

自民党や公明党は、少数与党であるため、
自分たちだけでは何も決められない。

だからと言って、野党の一部を連立に組み込もうにも、
何しろ小選挙区制です。
衆議院選挙でガチライバルとなる連中と
手を組まなければならない。

となると、自公側が大幅に選挙区を献上しなければなりませんが、
そんなこと(今さら)できるはずがない。

野党側は野党側で、政策や価値観がバラバラであるため、
一致団結して政権交代、といった行動に出ることもできない。

誰も、何も、決められない。

ああ、何ということでしょう!決められる政治を目指して
小選挙区制度を導入したら、中選挙区時代以上に決められない政治に
至ってしまった。

『維新・横山英幸副代表、連立入りは
「副首都実現なら選択肢」-日本経済新聞
日本維新の会の横山英幸副代表
(大阪市長)は25日、首都機能の一部を地方に移す
「副首都」構想が実現するのであれば
自民、公明両党の連立政権入りも選択肢になり得る
との考えを示した。
(後略)』

まあ、副首都構想とやらはどうでもいいのですが、
維新が自公と連立を組むとなると、
公明党と死闘を展開している
大阪府の小選挙区制度における
選挙区調整が必要になります。

「できるかっ!!」という感じです。

現在、大阪の小選挙区は100%維新です。
「聖地」大阪で議席を奪われた公明党は
怒り心頭ですが、維新を「お迎えする」となると、
大阪の小選挙区を諦めなければなりません。
不可能ですな。

逆に、立場的に強い維新側が、大阪の一部の小選挙区を
公明党に譲ることもない。

つまりは、小選挙区制である限り、
あらゆる連立構想(例外は自公のみ)は
絵に描いた餅なのですよ。

繰り返しますが、決められる政治を目指して小選挙区制
を導入した日本は、究極的に決められない政治に至って
しまったのです。




Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板