[13418] 題名:安倍晋三とトランプの絆
名前:霞ヶ関リークス
◇5WBnmh.AZo
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投稿日:
2025/07/16(水) 18:25
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①世界で初めて
中国の脅威を指摘した安倍晋三
その昔、欧米諸国は
中国を単なるマーケットとしか
見ていませんでした。
人口が多くて、労働力が安い
都合の良い国だと。
現代ではすっかり
イメージが変わってしまいましたが、
ひとむかし前まで、
「中国は発展途上の後進国だ」
と思っていたのではありませんか?
当時のアメリカも、鄧小平による
「改革開放」が打ち出されると
積極的に中国に投資をし、
技術供与も惜しみませんでした。
そして、中国はみるみるうちに成長
いつしか、私たちの脅威となっていました。
(欧米諸国が気付かぬ間に)
そんな中、2007年、安倍元首相が
インドの国会を訪問して
一つの演説をしました。
タイトルは「二つの海の交わり」
「太平洋とインド洋、二つの海が協力して
シーレーンの安全を守っていこう」
という内容でした。
何から守るのか?
中国です。
②安倍元首相は、中国への
対応策も同時に提案していた。
中国は一貫して
中東からの石油輸送路、
つまりはシーレーンを
確保しようとしていました。
そのシーレーン上の大国がインドなんです。
また、インドは中国との間に
陸路国境があり多くの問題を抱えていました。
つまり、安倍元首相の演説は、
中国を封じ込めるためには
インドを仲間にするべきだ
と指摘するものでありました。
この演説は、日本ではあまり
知られていないかもしれません。
しかし、世界のリーダーたちには
「ハッと」気付かされたものがあったのでしょう。
アメリカ 大統領 ドナルド・トランプ(2017年)
「インド太平洋戦略 を
共有できたことを光栄に思います」
出典:https://images.app.goo.gl/QJDso32tMZth9qW1A
イギリス 元首相 ボリス・ジョンソン(2021年)
「インド太平洋戦略は、
世界中の安全と安定を守るもの」
出典:https://images.app.goo.gl/1TMHFr1EhMjUWhJLA
フランス 大統領 エマニュエル・マクロン(2023年)
「自由で開かれたインド太平洋の
平和と安定に貢献する」
出典:https://images.app.goo.gl/j1eUCRokQnXXmGJS8
そして、このように
中国政府のみが非難の言葉をぶつけました。
中国政府(2021年)
「インド太平洋戦略は、
歴史的逆走の産物で、
ゴミの山に捨てるべきだ」
③トランプ大統領が
現在進行形で取り組んでいる
インド太平洋戦略
2025年1月、就任以来
トランプ大統領は関税など
大胆な政策を繰り返していました。
しかし、その一方で、
インド太平洋戦略の根幹とも言える
クアッド(日米豪印)の結束の確認は
逃さず実施していました。
1/28 インドのモディ首相と
電話会談でクアッドの推進を確認
2/8 石破首相とトランプ大統領の
日米首脳会談でまず初めに話されたのは
「自由で開かれたインド太平洋」の話
(外務省HP:https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/pageit_000001_01583.html)
2/11 オーストラリア首相と
電話会談で「自由で開かれた
インド太平洋」の実現を確認
アメリカとしても実際に
行動を起こしていて、2023年の4月に
アメリカはB-1爆撃機をインドに派遣し
インド空軍と共同演習を行っています。
ここまでの話を聞けば、
なぜトランプ大統領と安倍元首相は
仲が良かったのか
その理由は明らかになったと思います。
頭の中に同じビジョンを描いていたからです。