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題名：先生指導（抜粋）です。

「南無妙法蓮華経と唱えるわが弟子の位は、

諸宗の元祖よりも勝れること、百千万億倍なり。」（御書３４２頁、趣意）

戸田先生は言われた。

「政治家から学者から役人にいたるまで、宗教の何ものなるかを知らない。

実に哀しむべし、哀しむべし」

これが、日本の状況であった。　宗教に対する無知。生命に対する無知。

それが社会全体を広く覆っている。

宗教は一切の根本である。根本が揺らいだとき、そこから、社会は崩れていく。

あれほどの大難が続いた理由のひとつは、

大聖人が貴族の家のご出身でなかったことがあるでしよう。

逆縁の仏縁を結ぶためにも、あえて大難を受け、大難を忍ばれた。

その大慈大悲を忘れて、門下生までもが大聖人を小バカにした。

情けないことだ。師弟の道をなくしたら、仏法はもはやない。