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[13326]

題名:ロシアが攻めてきても戦えない “専守防衛”の落とし穴

名前:霞ヶ関リークス

◇isnWzrcyQk
MAIL 投稿日: 2025/07/03(木) 22:58 196-112.colo.sta.blacknight.ie (78.153.196.112)


日本の基本政策で専守防衛という言葉がありますよね。

専守防衛というのは大きくは2つのものからなっていて、1つは敵が攻撃してき
たら立ちますと、敵よりも先に立ち上げることはありませんという話です。
これは、ある意味で国連憲章でもなっているし、1928年のパリ不戦条約でもな
っているのです。

だから、この憲法の第1項のところについて、これは侵略戦争を禁止したもの
であり、先に立つことはない、あるいは国際紛争を解決する手段として侵略戦
争をやりませんということです。

これはどの国の憲法を見ても最近できた憲法にはよく記されています。それは
それでいいとしても、日本の専守防衛の問題はその次です。

専守防衛というのは敵より先に立ちませんと言います。ここまでは良いのです。
しかし、次に来るところが、仮に相手が侵略してきたら必要最小限の対応でや
ります、というものです。

自衛のための必要最小限の軍備は憲法の禁ずるところではないと言った手前、
それは何でも必要最小限でなくてはならないというおかしな話になっています。

国を守るのに相手が攻めてきて必要最小限の対応でやれと言われる国はどこに
もありません。

普通は国民を守るために全力で戦います。しかし、もとは今の憲法のいわゆる
憲法解釈でもって、自衛隊を持ってしまったが故におかしなことになっていま
す。

これはおかしいとみんな思っているのですが、それでも変えることができない
のです。自衛隊の専守防衛も再定義するべきですが、これができないのです。

必要最小限だから相手よりも先に先に立たない、攻撃されてから立ちますよと
いうことは、国土が攻撃を受けた場合に、まず自国民が傷がつくことを前提に
しているのです。

世界のどこを見ても、こんな政策は基本的にあり得ません。だから絶対に戦争
を起こさないようにしなければならないんです。

そこで、その必要最小限の戦力で、戦争を抑止できるのかということに繋がり
ます。必要最小限ということになっているから、基本政策で次に何が来るかと
言ったら相手にとって脅威にならない軍備で抑止が成り立つんですかと、それ
が成り立たなかったのがウクライナでしょう。

冷戦中は憲法改正をすべきだということに対して、反対する勢力があって憲法
改正ができませんでした。

当時は冷戦でアメリカ側についている日本を侵略してくる極東ソ連軍というの
は、あまり現実的ではなかったんですね。

もしこれが起こってしまったら、全面戦争. 世界戦争・核戦争だということに
なってしまいますから、だからこそ、もし我々の元ヘソ連が攻めてきたら戦闘
機を撃墜して、あるいは戦車でもってなんとか日本を守るんだということを自
衛隊は訓練していました。

こんなことは起きないと思っていても、もし万が一、何かあった時の抑止力と
して戦闘機を持って超一流の戦技戦法を身につけていったわけですね。

しかし今では、ウクライナを見てもわかるように、そして、また何より台湾海
峡の台湾有事という現実味もまし、もはや戦争はフィクションではなくなりま
した。

そのような状況に、本当に今のままでいいんですかと言ったら、到底いいわけ
がありませんね。

専守防衛の縛り、あるいは、他国にとって脅威にならない、つまり戦争の抑止
にならないような縛り、もしくは非核三原則、こういったものがことごとく日
本の国防の足枷になっているのです。

憲法9条の縛りから何が来ているかと言うと、必要最小限の自衛権行使という
ことが金科玉条のようになっているから自衛隊は戦えない、もしくは動けない
ようになっているのです。

今の戦いはどういう戦いかというと、ウクライナ戦争でもそうですが、プーチ
ンはこれを戦争であるとは言っておらず特殊な軍事作戦であると謳っています。

つまり、日本の区分で平時か有事とするなら平時ということになるのです。

宣戦布告もないので戦争という区分ではありません。今の法体系では、自衛隊
法で自衛官が動けるのは有事です。つまり宣戦布告という言葉はないけれども
相手がきたら、それを有事として認定するという行為があります。その有事と
いう認定がないと自衛隊は軍隊として動けないのです。

今の世界では戦争がリアルなものになっていて、来年には起こるかもしれませ
ん。
あるアメリカの高官は2025年以後に台湾有事が起こるかもしれないとも言って
います。

2025年以後に戦争が起こるかもしれないということが、もし、現実のものにな
った時に、本当にこの憲法で動けるのかということですが、残念ながら平時に
おいて動くのは警察なのです。

そうすると、日本を守れるかといったら守れないと言わざるを得ません。
だから、これは早急に変える必要があるのです。日本は継戦能力を別と考えれ
ば、自衛隊という相当な戦力を持っていますよ。

しかしながら、その戦力も発揮できなければ意味がありません。その発揮でき
ない根拠は何かと言うと憲法9条になってくるのです。だから変えないといけ
ないと言っているのです。




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