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戸田先生は宣言なされた。
「結局、一対一の折伏が、広宣流布達成の鉄則だ。
また、民主主義のルールに適った立派な方程式ともいえる。地道にみえるが、これが最も堅実だ。
この一波が二波になり、やがて千波、万波になり、広布は初めて達成されるのだ」
広宣流布の伸展とは、幸福の輪の広がりである。
そして、その幸福とは、人間の胸中に、何ものにも崩されない、生命の宝塔を打ち立てることである。
「五十四年 五月三日夜
生涯にわたり われ広布を 不動の心にて 決意あり 真実の同志あるを 信じつつ 合掌」
真実の同志――それは、私と心一つに、広宣流布へ戦う皆様方である。
古代ギリシャの大哲人プラトンは、こうつづっている。
「善き人だけが善き人だけと友になるので、
悪しき人は善き人とも悪しき人とも、決して真の友情を結ぶことはない」
「一閻浮提広宣流布」という大ロマンを共有する私どもの絆は、三世にわたり永遠である。
妙法の友は生々世々、尊き同志として、広布の大使命に進んでいける。
御聖訓に、「南無妙法蓮華経と 我も唱へ他をも勧んのみこそ 今生人界の思出なるべき」
と仰せのとおりである。
小単位の「座談会」を軸に、たゆまぬ前進が大事である。 焦る必要はまったくない。
一歩一歩、進んでいけばよいのである。