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師弟の精神、三代の会長の精神を、何があっても守っていくのだ。
この一点を忘れないかぎり、広宣流布の前進は永遠に行き詰まることはない。
この一念があれば、どんな苦難も乗り越えられる。根幹である師弟の道を絶対に踏み違えてはいけない。
そうなったら、永遠の後悔を残すことになる。師弟の精神が薄れていくなら、広宣流布の将来は危うい。
悪人がのさばり、純粋な会員が苦しむようなことは、決してあってはならない。
ゆえに私は、声をかぎりに真実と正義を叫んでいる。まじめに戦ってくださっている同志を心から大切にする。
同志と苦楽を共にしゆく一念を失った瞬問から、堕落が始まる。絶対に傲慢になってはいけない。
謙虚でなければいけない。ともあれ、壁を打ち破るには題目である。
広宣流布における労苦は、たとえ、そのときはつらくても、一生を通して見た場合、
自分にとって必ず大きなプラスになる。やった分だけ得をする。これが鉄則である。
大きな目的に向かって、大きく悩んだ分だけ、煩悩即菩提で、大きな境涯が開かれる。
少々の悩みなど、悠々と見おろしていく自分自身を築き上げていくことができるのだ。
戸田先生は「恩を仇で返すやつは、人間として極悪だ。そんな人間は、クズの中のクズだ」と厳しく言われた。
断じて忘恩の人間になってはならない。広宣流布に戦い切った人の福徳は永遠である。
たとえ、だれが見ていなくとも、だれが分かってくれなくとも、御本尊が厳然と見守り、讃えてくださっている。
ゆえに戦うことだ。戦いの中にのみ、充実があり、歓喜があり、勝利がある。戦っている人が正しいのである。
御本尊にほめ讃えていただく以上の栄光はないのである。 (先生指導 抜粋 です。)